2020年天文現象、行事、宇宙開発関係メモ†
Wiki作成の覚え書きとして、主に肉眼で(機材なしで)楽しめる2020年の天文現象などを軽くまとめてみます。また、天文関係の会議、行事、宇宙開発関係日程(ロケット打ち上げなど)もまとめてあります。ツイッター、ブログなどでの拡散大歓迎です!このページについては、事実の羅列なので、著作権はありません。コピペも可です。ネタ作りに大いにご利用ください。ただし、「天文(他)行事」 、「宇宙開発」は、どんどん変更されますので、コピペ時点の日付を書いていただいた方が読み手が混乱せずに済むと思います。
大枠で、早水勉氏のHAL星研の早水勉のサイト−天文現象2020−を参考とさせていただいています。早水様、いつもありがとうございます。
惑星の位置関係や一番星など星空の見え方のシミュレーションには、Stellarium(ステラリウム)を使用しております。
国立天文台暦計算室 こよみの計算(月齢など)、暦象年表(朔・弦・望、二至二分など)、 暦Wiki(中秋の名月など)を使用しています。 --つるつる亭やかん 2020-01-01 (水) 16:07:57
2020年は何の年?†
※参考:2020年 - Wikipedia
2020年の天文現象見所†
- 6月21日(日)夕方日没直前まで西の空で、部分日食(食分:0.332)
- ふれあいの里天文台での時刻:部分食開始 16:11:46、食の最大 17:09:22(食分 0.332)、部分食終了 18:01:48
- 10月 6日(火) 火星、準大接近
- 距離:6200万km(0.415天文単位) 視直径:22.57秒
- 3大流星群は、しぶんぎ×、ペルセウス○、ふたご◎!
- 1月 4日(土)しぶんぎ座流星群 月齢は良(月齢:9.3)だが極大が1月 4日(土)17時と最悪
- 8月12日(水)〜13日(木)ペルセウス座流星群 良(月齢:22.8)
- 12月13日(日)〜14日(月)ふたご座流星群 最良(月齢:28.3)
- 12月21日(月)〜22日(火) 夕方の南西の低空で、木星と土星が、離角6分台まで超大接近(見かけ上)
- 広視野アイピースなら、木星の縞網様と土星の輪が同一視野に見えるかも
- 3月18日(水)〜19日(木)、4月15日(水)〜16日(木)日の出前の南東の低空で木星、火星、土星、月が集合(見かけ上)
- 3月18日(水)〜19日(木)日の出前の南東の低空で非常に接近する木星、火星、近くにある土星に細い月が加わり、4天体が集合する。3月中は、斜めに並ぶ木星、土星に右上(南)から火星が近づいていくのが見える。火星は、21日(火)に木星に離角1度以下まで非常に接近し、4月 1日(水)には、土星に離角1度以下にまで非常に接近する。
- 4月15日(水)〜17日(金)日の出前の南東の低空で斜めに並ぶ木星、土星、火星に下弦過ぎの三日月型の月が加わる。木星と土星から火星がどんどん離れていくので、3惑星が近くにいるのは4月中旬ぐらいまで。なお、木星は少しずつ土星に近づき、12月21日(月)〜22日(火)には、大接近する。
- 4月 3日(金)〜4日(土) 金星がすばる(プレヤデス星団)に入る
- 夏休み後半、木星と土星が並んでいて見頃
- 金星 1〜5月、宵の明星として夕空高く君臨、6月〜12月、明けの明星として、未明の空に明るく輝く
- 3月25日(水)東方最大離角(日没時の高度:44度06分)
- 3月26日(木)日没時の高度最大:44度16分
- 4月28日(火)最大光度(-4.73等)
- 6月 4日(木)内合(太陽方向で見えづらい)
- 7月10日(金)最大光度(-4.69等)
- 8月13日(木)西方最大離角(日の出時の高度:39度42分)
- 9月 3日(木)日の出時の高度最大:41度01分
- 木星、土星は、21:00頃(観望会)では、8月中旬(夏休み後半)〜9月いっぱい、撮影では、6月末から7月いっぱい。(木星 衝:7月14日(火)、土星 衝:7月21日(火))
- 火星は、21:00頃(観望会)では、10月頃〜来年3月頃。撮影(00:00頃)では、9月頃〜12月頃。(合:9月 2日(月))
- 水星は、2月10日(月)日没直後、東方最大離角で高度16度17分、6月 4日(木)東方最大離角で高度が19度10分となり、今年の夕空では最も見やすい。
※参考:早水勉のサイト−天文現象2020−
※惑星の位置関係は、Stellarium にてシミュレーション
月初の日の出入り、薄明薄暮†
※参考:こよみの計算 - 国立天文台暦計算室(日の出入り・南中時、薄明・薄暮) 計算地点:ふれあいの里天文台
※夜明・日暮の時刻は太陽の中心高度が-7°21′40″となる時刻 参考:こよみ用語解説 太陽や月などの運動 - 国立天文台暦計算室
年月日 | 夜明 | 日の出 | 日の入り | 日暮れ |
1月 1日(水) | 06:14 | 06:48 | 16:35 | 17:09 |
2月 1日(土) | 06:07 | 06:39 | 17:06 | 17:38 |
3月 1日(日) | 05:37 | 06:07 | 17:35 | 18:06 |
4月 1日(水) | 04:52 | 05:23 | 18:03 | 18:34 |
5月 1日(金) | 04:10 | 04:43 | 18:29 | 19:02 |
6月 1日(月) | 03:44 | 04:20 | 18:53 | 19:29 |
7月 1日(水) | 03:46 | 04:22 | 19:03 | 19:39 |
8月 1日(土) | 04:09 | 04:43 | 18:46 | 19:20 |
9月 1日(火) | 04:36 | 05:08 | 18:08 | 18:40 |
10月 1日(木) | 05:01 | 05:32 | 17:24 | 17:55 |
11月 1日(月) | 05:28 | 06:00 | 16:44 | 17:16 |
12月 1日(火) | 05:56 | 06:30 | 16:25 | 16:59 |
一番星†
- 1月〜5月中旬 南西の低空〜南南西の空〜西の空〜西北西の空〜西北西の低空〜西北西の超低空の金星
- 5月下旬〜7月中旬 北西の低空のカペラか、北東の低空〜東北東の空〜東の空高くアルクトゥルスか
- 7月下旬〜10月中旬 南の低空〜南西の低空の木星
- 10月下旬〜 南東の低空〜南の低空の木星か、東の低空〜南東の空〜南東の空高く、火星
※Stellarium にてシミュレーション
夕空の見時†
※ここでの「接近」、「間に入る」などの表現はすべて見かけ(見た目)の現象
※月齢は、21時の値(こよみの計算 - 国立天文台暦計算室にて計算)
※惑星の位置関係は、Stellarium にて星空を表示させて確認
- あらまし
- 年初から5月中旬まで、宵の明星として、夕方の西空に金星が君臨する
- 7月中旬から年末まで、東〜南東の空に土星と木星が並んでいる
- 10月中旬から年末まで、東の低空〜南東の空高く、火星が昇る
- 12月21日(月)〜22日(火) 夕方の南西の低空で、木星と土星、離角6分台まで超大接近(見かけ上)
- 1月 7日(火)夕方の東の空で、月(月齢12.3)が、ヒアデス星団、おうし座のアルデバランに近づく
- 1月28日(火)夕方の南西の空で、月(月齢3.6)が、金星に接近(離角約5度)
- 2月 4日(火)夕方の南東の空高く、月(月齢10.6)が、ヒアデス星団に入り、おうし座のアルデバランに接近
- 2月 7日(金)夕方の東の空で、月(月齢13.6)が、ふたご座のポルックスに接近
- 2月10日(月)水星、東方最大離角(日没時の高度16度17分、夕空の水星の見時)
- 2月28日(金)夕方の西の空で、月(月齢3.9)が、金星に近づく
- 2月29日(土)夕方の西の空で、月(月齢4.9)が、金星に近い
- 3月 2日(月)夕方の南西の空高く、月(月齢7.9)が、ヒアデス星団に入り、おうし座のアルデバランに接近
- 3月 5日(木)夕方の東の空高く、月(月齢10.9)が、ふたご座のポルックスに近づく
- 3月 6日(金)夕方の東の空高く、月(月齢11.9)が、ふたご座のポルックスに近い
- 3月25日(水)金星、東方最大離角(日没時の高度:44度06分)
- 3月26日(木)金星の日没時の高度が最大:44度16分
- 3月28日(金)夕方の西の空で、月(月齢4.1)が、金星に近づく(金星の近くに、すばる(プレアデス星団))
- 3月29日(土)夕方の西の空で、月(月齢5.1)が、金星に近い(金星と月の間ちょっと上に、すばる(プレアデス星団))、おうし座のアルデバランにも近く金星、月、アルデバランで一直線となる
- 3月30日(日)夕方の西の空で、月(月齢6.1)が、おうし座のアルデバランに近い
- 4月 2日(木)夕方の南の空高く、月(月齢9.1)が、ふたご座のポルックスに接近
- 4月 3日(金)〜 4日(土)夕方の西の空で、金星が、すばる(プレアデス星団)に大接近
- 4月26日(日)夕方の西の空で、月(月齢3.4)が、金星、おうし座のアルデバランに近づき、金星、月、アルデバランで一直線となる
- 4月27日(月)夕方の西の空で、月(月齢4.4)が、金星に近い
- 4月28日(火)金星、最大光度(-4.73等)
- 4月29日(水)夕方の南西の空高く、月(月齢6.4)が、ふたご座のポルックスに近づく
- 5月 2日(土)夕方の南の空高く、月(月齢9.4)が、しし座のレグルスに近づく
- 5月 5日(火)夕方の南東の空で、月(月齢12.4)が、おとめ座のスピカに近づく
- 5月 6日(水)夕方の南東の空で、月(月齢13.4)が、おとめ座のスピカに近い
- 5月22日(金)日の入り直後の西の超低空で、水星が金星に非常に接近(離角約1度)
- 5月24日(日)日の入り直後の西の超低空で、月(月齢1.8)が水星、金星に近づく(金星、非常に細い月、水星で、三角形を作る)
- 6月 4日(木)水星、東方最大離角(日没時の高度が19度10分、夕空の水星の見時)
- 6月23日(火)夕方の北西の超低空で、月(月齢2.2)が、ふたご座のポルックスに近づく
- 6月25日(木)夕方の西の空で、月(月齢4.2)が、しし座のレグルスに近づく
- 6月29日(月)夕方の南西の空で、月(月齢4.2)が、おとめ座のスピカに近づく
- 7月 2日(木)夕方の南の空で、月(月齢11.2)が、さそり座のアンタレスに近づく
- 7月 5日(日)夕方の南東の低空で、月(月齢14.2)が、木星に近づく(宵空に土星が昇ると、月、木星、土星と並ぶ)
- 7月中頃〜 夕方の南東の低空に、木星、土星が並んで見え始める(宵の空ではすでに昇っている)
- 7月26日(日)夕方の南西の空で、月(月齢5.8)が、おとめ座のスピカに近づく
- 7月27日(月)夕方の南西の空で、月(月齢6.8)が、おとめ座のスピカに近い
- 7月29日(水)夕方の南の空で、月(月齢8.8)が、さそり座のアンタレスに近づく
- 7月30日(木)夕方の南の空で、月(月齢9.8)が、さそり座のアンタレスに近い
- 8月 1日(土)夕方の南東の低空で、月(月齢11.8)が、木星に近づき、月、木星、土星がほぼ直線に並ぶ
- 8月 2日(日)夕方の南東の低空で、月(月齢12.8)が、土星に接近し、月、木星、土星が逆三角形に並ぶ
- 8月23日(日)夕方の南西の空で、月(月齢4.4)が、おとめ座のスピカに近づく
- 8月26日(水)夕方の南の空で、月(月齢7.4)が、さそり座のアンタレスに近づく
- 8月28日(金)夕方の南東の空で、月(月齢9.4)が、木星に近づき、月、木星、土星がほぼ直線に並ぶ
- 8月29日(土)夕方の南東の空で、月(月齢10.4)が、土星に近づき、月、木星、土星が逆三角形に並ぶ
- 9月22日(火)夕方の南西の低空で、月(月齢5.0)が、さそり座のアンタレスに近づく
- 9月24日(木)夕方の南の空で、月(月齢7.0)が、木星に近づき、月、木星、土星がほぼ直線に並ぶ
- 9月25日(金)夕方の南の空で、月(月齢8.0)が、木星に接近、月、木星、土星が細い三角形に並ぶ
- 9月26日(土)夕方の南の空で、月(月齢9.0)が、土星を追い越し、木星、土星、月がほぼ直線に並ぶ
- 10月 3日(土)宵の東の空で、月(月齢16.0)が、火星に接近
- 10月頃〜 夕方の東の低空に火星が見え始める(宵〜夜半には昇っている)
- 10月22日(木)夕方の南の空で、月(月齢5.7)が、木星に近づき、月、木星、土星がほぼ直線に並ぶ
- 10月23日(金)夕方の南の空で、月(月齢6.7)が、土星に接近し、木星、土星、月が三角形に並ぶ
- 10月29日(木)夕方の東の低空で、月(月齢12.7)が、火星に近づく
- 10月30日(金)夕方の東の低空で、月(月齢13.7)が、火星に近い
- 11月19日(木)夕方の南西の空で、月(月齢4.3)が、土星に接近中の木星に接近し、月、木星、土星が三角形に並ぶ(木星と土星は12月21日に向けどんどん近づいていく)
- 11月26日(木)夕方の東の空で、月(月齢11.3)が、火星に近づく
- 12月17日(木)夕方の南西の空で、月(月齢2.8)が、超接近中の木星、木星に接近
- 12月21日(月)〜22日(火) 夕方の南西の低空で、木星と土星が、離角6分台まで超大接近
- 12月24日(木)夕方の東の空で、月(月齢9.8)が、火星に近づく
- 12月27日(日)夕方の東の空で、月(月齢12.8)が、ヒアデス星団に入り、おうし座のアルデバランに接近
日月食†
※日食各地予報 - 国立天文台暦計算室 にて計算(時刻、食分は、ふれあいの里天文台にて)
- 6月21日(日)夕方日没直前まで西の空で、部分日食(食分:0.332)
- 部分食開始 16:11:46
- 食の最大 17:09:22(食分 0.332)
- 部分食終了 18:01:48
- 日没 19:02
流星群†
2.5大流星群†
ここでは、毎年はずれなく必ず流れ、1時間に10個以上は見える二大流星群、ペルセウス座流星群とふたご座流星群と、毎年活動をしていて条件が合えばよく流れる、しぶんぎ座流星群を0.5大(?)流星群としてご紹介します。
- しぶんぎ座流星群
- ペルセウス座流星群
- ふたご座流星群
見えるかも?なB級流星群†
ここでは、当たり外れもあり、当たっても1時間に数個見えればよい方で、さらに極大日に月明かりがない(条件の良い)流星群を紹介します。
※国際流星機構 2020 Meteor shower calender (PDF) 25pageより、月の条件が良く、ZHRが10以上のものを抜粋
- こと座流星群
- りゅう座流星群(ジャコビニ流星群)
- オリオン座流星群
- しし座流星群
- こぐま座流星群
※日没、日の出時の高度はふれあいの里天文台での値(日の出入りはこよみの計算 - 国立天文台暦計算室にて計算、高度はStellarium にてシミュレーション)
※惑星の最大離角、最大光度、合、衝、留、西矩、東矩、地球最近は、天象 - 国立天文台暦計算室にて計算、光度、視直径、観望会での見時は、Stellarium にてシミュレーション
- 水星
- 日没後 1月28日(火)ごろ〜2月18日(火)ごろ(2月10日(月)16度17分 -0.6等)、5月15日(金)ごろ〜6月14日(日)(6月 4日(木)19度10分 -0.6等)、9月 8日(火)ごろ〜11月11日(水)ごろ(10月 2日(月)9度00分 0.0等)
※()内は東方最大離角の日と日没時の高度と等級
- 日の出前 3月 9日(月)ごろ〜4月 8日(水)ごろ(3月24日(火)11度28分 0.2等)、7月17日(金)ごろ〜8月 6日(木)ごろ(7月23日(木)15度27分 0.2等)、11月 2日(月)〜11月27日(金)(11月11日(水)17度17分 -0.6等)
※()内は西方最大離角の日と日の出時の高度と等級
- 金星
- 1〜5月、宵の明星として夕空高く君臨。6月〜12月、明けの明星として、未明の空に明るく輝く。
- 3月中までどんどん高度を上げるが、高度最大の3月26日を過ぎてからはどんどん高度を下げ、5月下旬には低くすぎて見づらくなる。
- 3月25日(水)東方最大離角(日没時の高度:44度06分)
- 3月26日(木)日没時の高度最大:44度16分
- 4月28日(火)最大光度(-4.73等)
- 6月 4日(木)内合(太陽方向で見えづらい)
- 6月中旬から、日の出前の東の空でぐんぐん高度を上げ、9月3日を過ぎてからの高度の落とし方はゆっくりで、年末まで明けの明星として輝く
- 7月10日(金)最大光度(-4.69等)
- 8月13日(木)西方最大離角(日の出時の高度:39度42分)
- 9月 3日(木)日の出時の高度最大:41度01分
- 火星
- 6月 7日(日)西矩
- 9月10日(木)留
- 10月 6日(火)23:18 地球最近 準大接近(地球からの距離:6206万km 視直径:22.57秒)
- 10月14日(水)衝
- 11月16日(月)留
- 観望会は10月〜2021年4月
- 木星
- 4月15日(水)西矩
- 5月15日(金)留
- 7月14日(火)衝
- 9月 4日(金)宵(20:00)に南中
- 9月13日(日)留
- 10月11日(日)東矩
- 観望会は8月中旬から9月下旬
- 土星
- 1月14日(火)合
- 4月21日(火)西矩
- 5月11日(月)留
- 7月21日(火)衝
- 9月12日(土)宵(20:00)に南中
- 9月29日(火)留
- 10月18日(日)東矩
- 観望会は、8月中旬から9月下旬
- 天王星
- 海王星
輝星、惑星の接近†
※ここでの「接近」、「間に入る」などの表現はすべて見かけ(見た目)の現象です。
※月齢は、21時の値(こよみの計算 - 国立天文台暦計算室にて計算、未明の現象は前日の月齢とする)
※惑星の位置関係は、Stellarium にて星空を表示させて確認
- 1月 7日(火)夕方の東の空で、月(月齢12.3)が、ヒアデス星団、おうし座のアルデバランに近づく
- 1月10日(金)夜半の南の空高く、月(月齢15.3)が、ふたご座のポルックスに近づく
- 1月13日(月)夕方の南の空高く、月(月齢18.3)が、しし座のレグルスに接近
- 1月17日(金)未明の南東の空で、月(月齢21.3)が、おとめ座のスピカに近づく
- 1月18日(土)未明の南東の空で、月(月齢22.3)が、おとめ座のスピカに近い
- 1月19日(日)日の出前の南東の低空で、火星が、さそり座のアンタレスに最接近(1月中旬〜下旬は火星とアンタレスが近い)
- 1月21日(火)日の出前の南東の低空で、月(月齢25.3)が、火星に接近(右下にアンタレス)
- 1月23日(木)日の出直前の南東の超低空で、月(月齢27.3)が、木星に接近
- 1月28日(火)夕方の南西の空で、月(月齢3.6)が、金星に接近(離角約5度)
- 2月 4日(火)夕方の南東の空高く、月(月齢10.6)が、ヒアデス星団に入り、おうし座のアルデバランに接近
- 2月 7日(金)夕方の東の空で、月(月齢13.6)が、ふたご座のポルックスに接近
- 2月 9日(日)宵の東の空で、月(月齢15.6)が、しし座のレグルスに近づく
- 2月10日(月)宵の東の空で、月(月齢16.6)が、しし座のレグルスに近い
- 2月13日(木)夜半の東の空で、月(月齢19.6)が、おとめ座のスピカに近づく
- 2月17日(月)未明の南東の空で、月(月齢22.6)が、さそり座のアンタレスに近づく
- 2月19日(水)日の出前の南東の低空で、月(月齢24.6)が、火星に近づき、火星、月、木星、土星が斜め直線に並ぶ
- 2月20日(木)日の出前の南東の超低空で、月(月齢25.6)が、木星に近づく(右上に火星、左下に近く土星)
- 2月21日(金)日の出前の南東の超低空で、月(月齢26.6)が、土星に近い(右上に木星、火星)
- 2月28日(金)夕方の西の空で、月(月齢3.9)が、金星に近づく
- 2月29日(土)夕方の西の空で、月(月齢4.9)が、金星に近い
- 3月 2日(月)夕方の南西の空高く、月(月齢7.9)が、ヒアデス星団に入り、おうし座のアルデバランに接近
- 3月 4日(水)日の出前の南東の低空で、土星、木星、火星が直線でほぼ等間隔に並ぶ(3月〜4月中旬は、朝方の南東の低空に火星、木星、土星の3惑星が集まっているのが見える。火星が木星に近づいていく)
- 3月 5日(木)夕方の東の空高く、月(月齢10.9)が、ふたご座のポルックスに近づく
- 3月 6日(金)夕方の東の空高く、月(月齢11.9)が、ふたご座のポルックスに近い
- 3月 8日(日)宵の東の空高く、月(月齢13.9)が、しし座のレグルスに接近
- 3月11日(水)夜半の南東の空で、月(月齢16.9)が、おとめ座のスピカに近づく
- 3月15日(日)未明の南の空で、月(月齢19.9)が、さそり座のアンタレスに近づく
- 3月18日(水)日の出前の南東の低空で、月(月齢22.9)が、木星、火星に近づき、土星、非常に近づいている木星と火星、月がほぼ直線に並ぶ
- 3月19日(木)日の出前の南東の低空で、月(月齢23.9)が、土星に近づき、土星、非常に近づいている木星と火星、月が三角形に並ぶ
- 3月20日(金)日の出前の南東の超低空で、月(月齢24.9)が、非常に近づいている木星と火星、土星とほぼ直線に並ぶ
- 3月21日(土)日の出前の南東の超低空で、火星が、木星に非常に接近(離角約50分)
- 3月22日(日)日の出直前の南東の極超低空で、月(月齢26.9)が、水星に近づく
- 3月28日(金)夕方の西の空で、月(月齢4.1)が、金星に近づく(金星の近くに、すばる(プレアデス星団))
- 3月29日(土)夕方の西の空で、月(月齢5.1)が、金星に近い(金星と月の間ちょっと上に、すばる(プレアデス星団))、おうし座のアルデバランにも近く金星、月、アルデバランで一直線となる
- 3月30日(日)夕方の西の空で、月(月齢6.1)が、おうし座のアルデバランに近い
- 4月 1日(水)日の出直前の南東の低空で、火星が、土星に非常に接近(離角約1度)。右上に木星
- 4月 2日(木)夕方の南の空高く、月(月齢9.1)が、ふたご座のポルックスに接近
- 4月 3日(金)〜 4日(土)夕方の西の空で、金星が、すばる(プレアデス星団)に大接近
- 4月 4日(土)夕方の南東の空高く、月(月齢11.1)が、しし座のレグルスに近づく
- 4月 8日(水)宵の南東の低空で、月(月齢15.1)が、おとめ座のスピカに近づく
- 4月12日(日)未明の南の空で、月(月齢18.1)が、さそり座のアンタレスに近づく
- 4月15日(水)未明の南東の低空で、月(月齢21.1)が、木星に接近(左下に土星、火星)
- 4月16日(木)未明の南東の低空で、月(月齢22.1)が、火星、土星に接近し、土星、火星、月で三角形を作る(右上に木星)
- 4月17日(金)未明の南東の低空で、月(月齢23.1)が、木星、土星、火星とほぼ直線に並ぶ
- 4月26日(日)夕方の西の空で、月(月齢3.4)が、金星、おうし座のアルデバランに近づき、金星、月、アルデバランで一直線となる
- 4月27日(月)夕方の西の空で、月(月齢4.4)が、金星に近い
- 4月28日(火)金星、最大光度(-4.73等)
- 4月29日(水)夕方の南西の空高く、月(月齢6.4)が、ふたご座のポルックスに近づく
- 5月 2日(土)夕方の南の空高く、月(月齢9.4)が、しし座のレグルスに近づく
- 5月 5日(火)夕方の南東の空で、月(月齢12.4)が、おとめ座のスピカに近づく
- 5月 6日(水)夕方の南東の空で、月(月齢13.4)が、おとめ座のスピカに近い
- 5月 8日(金)未明の南東の空で、月(月齢15.4)が、さそり座のアンタレスに近づく
- 5月 9日(土)未明の南東の空で、月(月齢16.4)が、さそり座のアンタレスに近い
- 5月13日(水)未明の南東の低空で、月(月齢19.4)が、接近中の木星、土星に接近し、三角形を作る(左下に離れて火星)
- 5月15日(金)未明の南東の低空で、月(月齢21.4)が、火星に近づく
- 5月16日(土)未明の南東の低空で、月(月齢22.4)が、火星に近い
- 5月22日(金)日の入り直後の西の超低空で、水星が金星に非常に接近(離角約1度)
- 5月24日(日)日の入り直後の西の超低空で、月(月齢1.8)が水星、金星に近づく(金星、非常に細い月、水星で、三角形を作る)
- 5月26日(火)夕方の西の空で、月(月齢3.8)が、ふたご座のポルックスに近づく
- 5月27日(水)夕方の西の空で、月(月齢4.8)が、ふたご座のポルックスに近い
- 5月29日(金)夕方の南西の空高く、月(月齢6.8)が、しし座のレグルスに近づく
- 6月 2日(火)夕方の南東の空高く、月(月齢10.8)が、おとめ座のスピカに近づく
- 6月 5日(金)宵の南東の低空で、月(月齢13.8)が、さそり座のアンタレスに近づく
- 6月 8日(月)夜半の南東の低空で、月(月齢16.8)が、木星に接近、木星に接近中の土星と三角形を作る
- 6月13日(土)未明の南東の空で、月(月齢20.8)が、火星に接近
- 6月19日(金)日の出直前の東の超低空で、月(月齢26.8)が、金星に近づく
- 6月20日(土)日の出直前の東の超低空で、月(月齢27.8)が、金星に近い
- 6月23日(火)夕方の北西の超低空で、月(月齢2.2)が、ふたご座のポルックスに近づく
- 6月25日(木)夕方の西の空で、月(月齢4.2)が、しし座のレグルスに近づく
- 6月29日(月)夕方の南西の空で、月(月齢4.2)が、おとめ座のスピカに近づく
- 7月 2日(木)夕方の南の空で、月(月齢11.2)が、さそり座のアンタレスに近づく
- 7月 5日(日)夕方の南東の低空で、月(月齢14.2)が、木星に近づく(宵空に土星が昇ると、月、木星、土星と並ぶ)
- 7月 6日(月)宵の南東の低空で、月(月齢15.2)が、土星に近づく(土星の右上に木星)
- 7月12日(日)未明の南東の空で、月(月齢20.2)が、火星に接近
- 7月12日(日)日の出前の東の空で、金星が、おうし座のアルデバランに接近(離角約1度)
- 7月17日(金)日の出前の東の低空で、月(月齢25.2)が、金星、おうし座のアルデバランに近づく
- 7月19日(日)日の出直前の東の超低空で、月(月齢27.2)が、水星に近づく
- 7月26日(日)夕方の南西の空で、月(月齢5.8)が、おとめ座のスピカに近づく
- 7月27日(月)夕方の南西の空で、月(月齢6.8)が、おとめ座のスピカに近い
- 7月29日(水)夕方の南の空で、月(月齢8.8)が、さそり座のアンタレスに近づく
- 7月30日(木)夕方の南の空で、月(月齢9.8)が、さそり座のアンタレスに近い
- 8月 1日(土)夕方の南東の低空で、月(月齢11.8)が、木星に近づき、月、木星、土星がほぼ直線に並ぶ
- 8月 2日(日)夕方の南東の低空で、月(月齢12.8)が、土星に接近し、月、木星、土星が逆三角形に並ぶ
- 8月 9日(日)夜半の東の低空で、月(月齢19.8)が、火星に接近
- 8月13日(木)未明の東の空で、月(月齢22.8)が、おうし座のアルデバランに近づく
- 8月14日(金)未明の東の空で、月(月齢23.8)が、おうし座のアルデバランに近い
- 8月16日(日)未明の東の低空で、月(月齢25.8)が、金星に接近
- 8月17日(月)日の出前の東の低空で、月(月齢26.8)が、ふたご座のポルックスに近づく
- 8月23日(日)夕方の南西の空で、月(月齢4.4)が、おとめ座のスピカに近づく
- 8月26日(水)夕方の南の空で、月(月齢7.4)が、さそり座のアンタレスに近づく
- 8月28日(金)夕方の南東の空で、月(月齢9.4)が、木星に近づき、月、木星、土星がほぼ直線に並ぶ
- 8月29日(土)夕方の南東の空で、月(月齢10.4)が、土星に近づき、月、木星、土星が逆三角形に並ぶ
- 8月30日(日)夕方の南東の空で、月(月齢11.4)が、木星、土星と、ほぼ直線に並ぶ
- 9月 6日(日)夜半の東の低空で、月(月齢18.4)が、火星に接近
- 9月10日(木)未明の東の空で、月(月齢21.4)が、ヒアデス星団に入り、おうし座のアルデバランに接近
- 9月13日(日)未明の東の空で、月(月齢24.4)が、ふたご座のポルックスに近づく
- 9月14日(月)未明の東の低空で、月(月齢25.4)が、金星に近づく
- 9月16日(水)日の出直前の東の超低空で、月(月齢27.4)が、しし座のレグルスに近づく
- 9月22日(火)夕方の南西の低空で、月(月齢5.0)が、さそり座のアンタレスに近づく
- 9月24日(木)夕方の南の空で、月(月齢7.0)が、木星に近づき、月、木星、土星がほぼ直線に並ぶ
- 9月25日(金)夕方の南の空で、月(月齢8.0)が、木星に接近、月、木星、土星が細い三角形に並ぶ
- 9月26日(土)夕方の南の空で、月(月齢9.0)が、土星を追い越し、木星、土星、月がほぼ直線に並ぶ
- 10月 3日(土)宵の東の空で、月(月齢16.0)が、火星に接近
- 10月頃〜 夕方の東の低空に火星が見え始める(宵〜夜半には昇っている)
- 10月 6日(火)夜半の東の空で、月(月齢19.0)が、ヒアデス星団に入り、おうし座のアルデバランに接近
- 10月11日(日)未明の東の空で、月(月齢23.0)が、ふたご座のポルックスに近づく
- 10月13日(火)日の出前の東の空で、月(月齢25.0)が、しし座のレグルスに近づく
- 10月14日(水)日の出前の東の低空で、月(月齢26.0)が、金星に近づく
- 10月19日(月)夕方の南西の超低空で、月(月齢2.7)が、さそり座のアンタレスに近づく
- 10月20日(火)夕方の南西の超低空で、月(月齢2.7)が、さそり座のアンタレスに近い
- 10月22日(木)夕方の南の空で、月(月齢5.7)が、木星に近づき、月、木星、土星がほぼ直線に並ぶ
- 10月23日(金)夕方の南の空で、月(月齢6.7)が、土星に接近し、木星、土星、月が三角形に並ぶ
- 10月29日(木)夕方の東の低空で、月(月齢12.7)が、火星に近づく
- 10月30日(金)夕方の東の低空で、月(月齢13.7)が、火星に近い
- 11月 2日(月)夜半の南東の空高く、月(月齢16.7)が、おうし座のアルデバランに近づく
- 11月 3日(火)夜半の南東の空高く、月(月齢17.7)が、おうし座のアルデバランに近い
- 11月 6日(金)夜半の東の低空で、月(月齢20.7)が、ふたご座のポルックスに近づく
- 11月10日(火)未明の東の空で、月(月齢23.7)が、しし座のレグルスに近づく
- 11月13日(金)日の出前の東の低空で、月(月齢26.7)が、金星に接近
- 11月14日(土)日の出直前の東の極超低空で、月(月齢27.7)が、水星に接近
- 11月19日(木)夕方の南西の空で、月(月齢4.3)が、土星に接近中の木星に接近し、月、木星、土星が三角形に並ぶ(木星と土星は12月21日に向けどんどん近づいていく)
- 11月26日(木)夕方の東の空で、月(月齢11.3)が、火星に近づく
- 11月30日(月)宵の東の空で、月(月齢15.3)が、ヒアデス星団に入り、おうし座のアルデバランに接近
- 12月 3日(木)夜半の東の空で、月(月齢18.3)が、ふたご座のポルックスに近づく
- 12月 4日(金)夜半の東の空で、月(月齢19.3)が、ふたご座のポルックスに近づく
- 12月 7日(月)未明の東の空で、月(月齢21.3)が、しし座のレグルスに近づく
- 12月11日(金)日の出前の南東の空で、月(月齢25.3)が、おとめ座のスピカに近づく
- 12月13日(日)日の出直前の南東の極超低空で、月(月齢27.3)が、金星に接近(離角約1度)
- 12月17日(木)夕方の南西の空で、月(月齢2.8)が、超接近中の木星、木星に接近
- 12月21日(月)〜22日(火) 夕方の南西の低空で、木星と土星が、離角6分台まで超大接近
- 12月24日(木)夕方の東の空で、月(月齢9.8)が、火星に近づく
- 12月27日(日)夕方の東の空で、月(月齢12.8)が、ヒアデス星団に入り、おうし座のアルデバランに接近
- 12月31日(木)宵の東の空で、月(月齢16.8)が、ふたご座のポルックスに近づく
最遠の満月(ミニマムムーン)、最近の満月、スーパームーン†
- 10月31日(土)23:49 今年最遠の満月(地心距離:406167km 視直径:29分25秒)
- 4月 8日(水)11:35 今年最近の満月(357030km 視直径 33分27秒)
- スーパームーン 定義(ウィキペディア)(Richard Nolleによる )※2020年の最小近地点(4月 8日 356907km)と最大遠地点(3月25日 406692km)の距離の差の90%の距離は、361886km 「スーパームーン」のあれこれ-塩屋天体観測所の雑記帳
- 3月10日(火)02:48(357399km)
- 4月 8日(水)11:35(357030km)
- 5月 7日(木)19:45(361182km)
地心距離計算:月の地心座標 - 国立天文台暦計算室
最小近地点(Dpmin)と最大遠地点(Damax)の距離の差の90%の距離=Damax-0.9*(Damax-Dpmin) Richard Nolleによる計算は、近地点距離、遠地点距離は平均値で行う(368630km)がここでは2020年の最小近地点距離と最大遠地点距離を使った。
アメリカの民間伝承による満月の名前(日付は旧メイン州農暦の計算法による)†
参考:Farmers' Almanacs - Full moon - Wikipedia、The Names of the Moons、What Is A Blue Moon - Variations of a Full Moon
計算方法:ブルームーン - Wikipedia(二至二分間に満月が4回あった時の3度目の満月をブルームーンとする)
- 1月11日(土)Wolf Moon, Old Moon, Moon After Yule, Ice Moon
- 2月 9日(日)Snow Moon, Hunger Moon, Bony Moon, Storm Moon
- 3月10日(火)Worm Moon, Crow Moon, Sap Moon, Lenten Moon, Chaste moon, Crust Moon, Death Moon
- 4月 8日(水)Seed Moon, Pink Moon, Sprouting Grass Moon, Egg Moon, Fish Moon, Flower Moon, Awakening Moon, Easter Moon, Paschal Moon
- 5月 7日(木)Milk Moon, Flower Moon, Corn Planting Moon, Planting Moon, Hare Moon
- 6月 6日(土)Mead Moon, Strawberry Moon, Rose Moon, Thunder Moon, Green Corn Moon, Flower Moon, Dyad Moon, Honey Moon, Planting, Milk
- 7月 5日(日)Hay Moon, Buck Moon, Thunder Moon, Ripe Corn Moon, Mead Moon, Moon of the Red Cherries, Rose Moon
- 8月 4日(火)Corn Moon, Sturgeon Moon, Red Moon, Green Corn Moon, Grain Moon, Fruit Moon, Wyrt Moon, Lightning Moon
- 9月 2日(水)Harvest Moon, Full Corn Moon, Fruit Moon, Nut Moon, Barley Moon, Moon of the Black Calf, Moon When the Plums are Scarlet
- 10月 2日(金)Hunter's moon, Blood Moon, Sanguine Moon, Harvest Moon
- 10月30日(金)Beaver Moon, Frosty Moon, Frost Moon, Trading Moon, Hunter's Moon, Snow Moon
- 11月30日(月)Oak Moon, Cold Moon, Long Night's Moon, Long Night moon, Snow Moon, Moon Before Yule
- 12月30日(水)Wolf Moon, Old Moon, Moon After Yule, Ice Moon
この方法での満月の名前の決め方は、春の初めの月 Egg Moon(Easter Moon, Paschal Moon ともいう)を教会暦の計算法による計算上の復活祭直前の満月に近い実際の満月とし、その後上記のような順番に満月の名を当てはめ、各季節、つまり、二至二分間に3つの満月があると、冬至の前に Moon Before Yule、後に Moon After Yule が来て、Lenten Moon までの名前が決まる。この名付けに合わない、二至二分間に4つの満月が来てしまう場合、3番目の月をブルームーンとする。 ※教会暦の復活祭の計算法 - コンプトゥス - Wikipedia
今は廃刊となっているメイン州の農暦 Maine Farmers' Almanac(1819年〜1962年分が現存)では、1932〜1962年のブルームーンについて、上記の方法で計算されていたことが、Sky&Telescope によって確認された。そこで、ここでは、旧メイン州農暦の計算法とした。 ※What Is A Blue Moon - Variations of a Full Moon
なお、古いイギリスの農暦でも、この方法が用いられていたそうである。 ※The Names of the Moons.
Yule は、ゲルマン民族の冬至祭 ※ユール - Wikipedia 12月21日(月)19:02 冬至
Lenten は、Lent(四旬節 - 復活祭46日前から前日まで)の形容詞形 ※四旬節 - Wikipedia、復活祭 - Wikipedia 西方教会:4月12日(日)、東方教会:4月19日(日)
この方法での、今年のブルームーンは、なし
参考:Full Moon Names and Their Meanings - Farmer's Almanac
Full Moon Names | Old Farmer's Almanac
(ブルームーンは、ひと月に2度起きる満月の2度目とする)
西暦(グレゴリオ暦)のその月に起こる満月の名前
- 1月 Full Wolf Moon(別名:Old Moon, Moon After Yule, Full Snow Moon) ウォルフ・ムーン〜寒さが厳しい頃の月
- 2月 Full Snow Moon(別名:Full Hunger Moon) スノー・ムーン〜雪が激しく降る頃の月
- 3月 Full Worm Moon(別名:Full Crow Moon, Full Crust Moon, Full Sap Moon, Lenten Moon) ワーム・ムーン〜ミミズが這い出てくる頃の月
- 4月 Full Pink Moon(別名:Full Sprouting Grass Moon, Egg Moon, Full Fish Moon) ピンク・ムーン〜(北米では)春の訪れを告げる芝桜(モスピンク)が咲く頃の月
- 5月 Full Flower Moon(別名:Full Corn Planting Moon, Milk Moon) フラワー・ムーン〜春の花々が咲き誇る頃の月
- 6月 Full Strawberry Moon(別名:Rose Moon, Hot Moon) ストロベリー・ムーン〜イチゴを収穫する頃の月
- 7月 Full Buck Moon(別名:Full Thunder Moon, Full Hay Moon) バック・ムーン〜鹿の角が成熟してくる頃の月
- 8月 Full Sturgeon Moon(別名:Full Red Moon, Green Corn Moon, Grain Moon) スタージェン・ムーン〜北米五大湖でチョウザメがよく獲れる頃の月
- 9月 Full Corn Moon(別名:Barley Moon) コーン・ムーン〜とうもろこしの収穫の頃の月
- 10月 Full Hunter’s Moon(別名:Blood Moon, Sanguine Moon, Travel Moon, Dying Moon) ハンターズムーン〜冬に備えて狩りをする頃の月
- 11月 Full Beaver Moon(別名:Frosty Moon, Frost Moon) ビーバー・ムーン〜ビーバーを獲るために仕掛けをかける頃の月
- 12月 Full Cold Moon(別名:Full Long Nights Moon, Moon before Yule) コールド・ムーン〜寒さが厳しい頃の月
この方法では、各月に起こる満月の名前をあらかじめ決めておき、これに当てはまらない、ひと月に満月が2度起きた時の2度目の満月をブルームーンとする。時間帯によって瞬時の満月の日付が変わるため、世界的に同じにはならない。
What is a Blue Moon? - Farmers' Almanac、When Is the Next Full Moon? | 2020 Full Moon Dates and Names
Blue Moon - The Double Blue Moon of 2018
また、この方法では、Lenten Moon、Egg Moon と復活祭、Moon before Yule、Moon after Yule と冬至が無関係になってしまい、ずれる年もある。
この方法は、SKY&Telescope 1946年3月号に勘違いで書かれた間違った説が、1980年に放送されたラジオ番組によって広まってしまったもの。(SKY&Telescope は、1990年5月号で検証、訂正している。なお、1950年5月号でこの説を駄目押しで認めてしまった創業編集者の Charles A. Federer Jr. は、"I don't see any harm in it. It's something fun to talk about, and it helps attract people to astronomy." (超意訳:問題ない。話のネタになるし、天文に興味を持つきっかけになる。)としている。) ※Article by Philip Hiscock - 1999 - International Planetarium Society, Inc.、Uh-Oh! A "Blue Moon" Ends the OOs - Sky&Telescope、What Is A Blue Moon - Variations of a Full Moon
この方法での、今年のブルームーンは、
- 日本を含め、UTC+9:30 の時間帯より西側(UTC-12〜UTC+9)では、
- UTC+9:30、UTC+10、UTC+11、UTC+12、UTC+13、UTC+14 では、
また、現行のアメリカ農暦では、別に Full Harvest Moon を秋分に近い方の満月と定義している。
- 10月 2日(金) Full Harvest Moon
日没時の三日月形の月(Waxing crescent moon)†
- 2019年12月28日(土)〜2020年1月 2日(木)
- 1月26日(日)〜2月 1日(土)
- 2月25日(火)〜3月 2日(月)
- 3月26日(木)〜31日(火)
- 4月25日(土)〜30日(木)
- 5月24日(日)〜29日(金)
- 6月23日(火)〜27日(土)
- 7月22日(水)〜26日(日)
- 8月20日(木)〜25日(火)
- 9月19日(土)〜23日(水)
- 10月18日(日)〜22日(木)
- 11月17日(火)〜21日(土)
- 12月16日(水)〜21日(月)
中秋の名月前後の月と関連の名前†
暦Wiki/中秋の名月とは - 国立天文台暦計算室の表の中秋の名月を旧暦8月15日として、旧暦を逆算しています。
季語としての中秋の名月にまつわる月の名前
参考:新改訂版俳諧歳時記 秋 新潮社編 新潮文庫
- 9月17日(木)初月(しょげつ)、初月夜(はつづきよ) 旧暦8月1日の月
- 9月18日(金)二日月 旧暦8月2日の月
- 9月19日(土)三日月、新月 旧暦8月3日の月
- 9月17日(木)〜9月21日(月)頃 夕月夜(ゆうづきよ)旧暦8月1日〜5日頃
- 9月30日(水)待宵(まつよい)、小望月(こもちづき) 旧暦8月14日の月
- 10月 1日(木)名月、十五夜、望の月(もちのつき)、芋名月 旧暦8月15日の月
- 10月 2日(金)十六夜(いざよい)、既望 旧暦8月16日の月 (満月)
- 10月 3日(土)立待月(たちまちづき) 旧暦8月17日の月
- 10月 4日(日)居待月、座待月(いまちづき) 旧暦8月18日の月
- 10月 5日(月)臥待月(ふしまちづき)、寝待月 旧暦8月19日の月
- 10月 6日(火)更待月(ふけまちづき) 旧暦8月20日の月
- 10月 7日(水)〜 宵闇 旧暦8月20日過ぎの月が出るまでの闇
- 10月 9日(金)二十三夜 旧暦8月23日の月
- 10月26日(月)十三夜、後の月、豆名月、栗名月 旧暦9月13日の月
- 11月24日(火)十日夜(とおかんや) 旧暦10月10日の月 とうかんや 狭山市公式ウェブサイト (現在も「とおかんや」行事を行っているところは、11月10日(火)に行うところも多い。十五夜、十三夜、十日夜|季節の行事|暮らし歳時記)
天文(他)行事†
- GLOBE at Night GLOBE at Night - Home page 日本語サポートページ 日本語Webアプリ(スマホでも使えます。) スマートフォン用アプリ
- 1月16日(木)〜25日(土)(対象:北緯40度以上 おうし座、北緯40度以下 オリオン座)
- 2月14日(金)〜23日(日)(対象:北緯40度以上 ふたご座、北緯40度以下 オリオン座)
- 3月14日(土)〜24日(火)(対象:北半球 北緯40度以上 ふたご座、北緯40度以下 オリオン座、南半球 こいぬ座)
- 4月14日(火)〜23日(木)(対象:北半球 しし座、南半球 こいぬ座)
- 5月14日(木)〜23日(土)(対象:北半球 しし座、南半球 みなみじゅうじ座)
- 6月13日(土)〜22日(月)(対象:北半球 うしかい座、南半球 みなみじゅうじ座)
- 7月13日(月)〜21日(火)(対象:北半球 ヘルクレス座、南半球 さそり座)
- 8月10日(月)〜19日(水)(対象:北半球 はくちょう座、南半球 いて座)
- 9月 9日(水)〜18日(金)(対象:北半球 はくちょう座、南半球 いて座)
- 10月 8日(木)〜17日(土)(対象:北半球 ペガスス座、南半球 いて座)
- 11月 7日(土)〜16日(月)(対象:北半球 ペガスス座、南半球 つる座)
- 12月 6日(日)〜15日(火)(対象:北半球 ペルセウス座、南半球 つる座)
- デジカメ星空診断 powerd by 星空公団 ※調査日程 - デジカメ星空診断
- 1月15日(水)〜1月28日(火)
- 8月10日(月)〜8月23日(日)
- 来年以降の予定
- 2021年1月4日(月)〜1月17日(日)
- 2021年8月28日(土)〜9月10日(金)
- 2022年1月23日(日)〜2月5日(土)
- 2022年8月18日(木)〜8月31日(水)
- 2023年1月12日(木)〜1月25日(水)
- 2023年8月7日(月)〜8月20日(日)
- 2024年1月2日(火)〜1月15日(月)
- 2024年8月24日(土)〜9月6日(金)
- 2025年1月20日(月)〜2月2日(日)
- 2025年8月14日(木)〜8月27日(水)
- 2026年1月9日(金)〜1月22日(木)
- 2026年8月3日(月)〜8月16日(日)
- 2027年1月28日(木)〜2月10日(水)
- 2027年8月22日(日)〜9月 4日(土)
- 2028年1月17日(月)〜1月30日(日)
- 2028年8月11日(金)〜8月24日(木)
- 2029年1月 5日(金)〜1月18日(木)
- 【中止】第10回星なかまの集い〜天文楽サミット〜 兵庫県佐用郡佐用町 兵庫県立大学西はりま天文台
- ゴールデンウィーク
- 5月 2日(土)月齢9.4〜5月 6日(水)月齢13.4(上弦すぎ〜満月の前日)
- スター・ウィーク スター・ウィーク
- 8月 1日(土)月齢11.8 〜7日(金)月齢17.8 上弦後〜満月後
- 月遅れの七夕
宇宙開発†
参照サイト†
中継サイト†
朔望上下弦表†
※参照:朔・弦・望 - 国立天文台暦計算室
下弦 | 新月 | 三日月 | 上弦 | 満月 |
| | | 1月 3日(金)13:45 | 1月11日(土)04:21 |
1月17日(金)21:58 | 1月25日(土)06:42 | 1月27日(月) | 2月 2日(日)10:42 | 2月 9日(日)16:33 |
2月16日(日)07:17 | 2月24日(月)00:32 | 2月26日(水) | 3月 3日(火)04:57 | 3月10日(火)02:48 |
3月16日(月)18:34 | 3月24日(火)18:28 | 3月27日(金) | 4月 1日(水)19:21 | 4月 8日(水)11:35 |
4月15日(水)07:56 | 4月23日(木)11:26 | 4月26日(日) | 5月 1日(金)05:38 | 5月 7日(木)19:45 |
5月14日(木)23:03 | 5月23日(土)02:39 | 5月25日(月) | 5月30日(土)12:30 | 6月 6日(土)04:12 |
6月13日(土)15:24 | 6月21日(日)15:41 | 6月24日(水) | 6月28日(日)17:16 | 7月 5日(日)13:44 |
7月13日(月)08:29 | 7月21日(火)02:33 | 7月23日(木) | 7月27日(月)02:33 | 8月 4日(火)00:59 |
8月12日(水)01:45 | 8月19日(水)11:42 | 8月22日(土) | 8月26日(水)02:58 | 9月 2日(水)14:22 |
9月10日(木)18:26 | 9月17日(木)20:00 | 9月20日(日) | 9月24日(木)10:55 | 10月 2日(金)06:05 |
10月10日(土)09:40 | 10月17日(土)04:31 | 10月19日(月) | 10月23日(金)22:23 | 10月31日(土)23:49 |
11月 8日(日)22:46 | 11月15日(日)14:07 | 11月18日(水) | 11月22日(日)13:45 | 11月30日(月)18:30 |
12月 8日(火)09:37 | 12月15日(火)01:17 | 12月17日(木) | 12月22日(火)08:41 | 12月30日(水)12:28 |
1月 6日(水)18:36 | 1月13日(水)13:59 | 1月15日(金) | 1月21日(木)06:01 | 1月29日(金)04:15 |
2月 5日(金)02:36 | 2月12日(金)04:05 | 2月14日(日) | 2月20日(土)03:47 | 2月27日(土)17:17 |
3月 6日(土)10:30 | 3月13日(土)19:21 | 3月15日(月) | 3月21日(日)23:39 | 3月29日(月)03:48 |
2020年以降の大きな現象†
出典、参照、参考まとめ†