2020年10月の夜空

2019年天文現象、行事メモ
※月齢は21時の値(こよみの計算 - 国立天文台暦計算室にて計算、未明の現象は前日の月齢とする)

今月の一番星は何?

南の空の木星

(茨城付近では、日没は午後5時半ごろ〜午後4時半ごろ、日暮れは午後6時ごろ〜午後5時半ごろとなります。)

※参考:こよみの計算 - 国立天文台暦計算室(日の出入り・南中時、薄明・薄暮) 計算地点:ふれあいの里天文台

※夜明・日暮の時刻は太陽の中心高度が-7°21′40″となる時刻 参考:こよみ用語解説 太陽や月などの運動 - 国立天文台暦計算室

月日(曜日)夜明日の出日の入日暮
10月 1日(木)05:0105:3217:2417:55
11月 1日(月)05:2806:0016:4417:16

夕空(日暮れの頃)の見時

南の空に木星と土星が並んでいるのが見えます。これから、だんだん西に動いていきます。中旬には夕空の東の低空に火星が昇ってきます。(宵の空では、月初から東の空に火星が見えています。)22日(木)〜 23日(金)、木星と土星に月が近づきます。

三日月

半月(上弦)は、10月23日(金)22:23、三日月は 10月19日(月)で、 10月18日(日)〜22日(木)は、西空に三日月形の月が見られます。

満月

今月の惑星

 宵の南の空〜南西の低空には、土星、木星が並んでいます。また、東の低空〜南東の空高くには、火星が昇っています。日没直後の西の極超低空に水星が昇っていますが、ほとんど高度を変えず、南西方向に動いていき、10日ごろには低すぎて見えづらくなります。  火星は、6日(火)23:18 地球に最接近し、準大接近となって、地球からの距離:6206万km 視直径:22.57秒となります。
朝方の空では、東の空に金星が明けの明星として明るく輝いていますが、高度を下げていきます。

今月の火星

参考:公開天文台協会 | 火星大接近2020

今月の名月

一般的には、十五夜と満月は、最大で前後2日ほどずれる可能性があります。 これは、十五夜が新月を1日として15日目と機械的に決まる一方、実際の月は、軌道が楕円の上、その軌道の形が、微妙に変わっていくため、新月から満月になる時間が、13日間〜17日間と変化してしまうためです。

見やすい星座

※宵の空(20時ごろの星空)での見え方です。

 こと座の一等星ベガ、はくちょう座の一等星デネブ、わし座の一等星アルタイルを結んでできる夏の大三角形は、天頂より少し西に傾き、天頂の東側には、秋の星座の道しるべ、秋の大四辺形(ペガススの四辺形)が昇っています。一等星による夏の大三角形と違って、二等星と三等星で形作られるので、道しるべを探すのが難しいのが秋の星座ですが、それだけあって、なかなか星を結んでいくのが難しい星座ばかりです。南の低空には秋の星座たった一つの一等星、みなみのうお座のフォーマルハウトが寂しく光っています。ところが、今年は南西に仲良く並ぶ木星と土星、東には準大接近を迎えて明るい火星が輝き、賑やかになっています。

天文現象と関連行事

双眼鏡、小望遠鏡のある人は

※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径40〜50mmを推奨します。

出典、参考


※このページは、ツイッター、ブログなどでの拡散大歓迎です!また、事実の羅列なので、著作権はありません。コピペも可です。ネタ作りに大いにご利用ください。


トップ   編集 凍結 差分 履歴 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2020-11-01 (日) 00:44:57