2023年天文現象、行事メモ
※月齢は21時の値(こよみの計算 - 国立天文台暦計算室にて計算、未明の現象は前日の月齢とする)
(茨城付近では、日没は午後4時半ごろ、日暮れは午後5時ごろとなります。)
※参考:こよみの計算 - 国立天文台暦計算室(日の出入り・南中時、薄明・薄暮) 計算地点:ふれあいの里天文台
※夜明・日暮の時刻は太陽の中心高度が-7°21′40″となる時刻 参考:こよみ用語解説 太陽や月などの運動 - 国立天文台暦計算室
月日(曜日) | 夜明 | 日の出 | 日の入 | 日暮 |
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12月 1日(金) | 05:55 | 06:29 | 16:25 | 16:59 |
1月 1日(月) | 06:14 | 06:49 | 16:34 | 17:09 |
東の空に木星が昇り、非常に明るく輝いて高度を上げ、南東に動いていきます。南の空には土星が昇っています。西の空高くには、ベガがあって、明るく輝き、高度を下げていきます。日没直後の南西の極超低空に水星が見え、12月 4日(月)の東方最大離角(日没直後の高度:11.5度、明るさ:-0.5等)に向けて高度を上げて、その後高度を下げ、16日(土)ごろには見えづらくなります。18日(月)には、土星に、22日(金)には、木星に、月が近づきます。
半月(上弦)は、20日(水)03:39、三日月は、15日(日)で、12月14日(木)〜18日(月)は、西空に三日月形の月が見られます。
夕空では、東の空に木星が昇り、非常に明るく輝いて高度を上げ、南東に動いていきます。南の空には土星が昇っています。西の空高くには、ベガがあって、明るく輝き、高度を下げていきます。日没直後の南西の極超低空に水星が見え、12月 4日(月)の東方最大離角(日没直後の高度:11.5度、明るさ:-0.5等)に向けて高度を上げて、その後高度を下げ、16日(土)ごろには見えづらくなります。18日(月)には、土星に、22日(金)には、木星に、月が近づきます。朝方の空では、金星が、東の空に昇り、高度を下げていきます。10日(日)細い月が、金星に近づきます。
※宵の空(20時ごろの星空)での見え方です。
明るい星の少ない秋の星座に、今年は南の空の木星が眩く輝き、南西の空には土星が昇っています。また、東からは、明るい一等星の多い、冬の星座が昇ってきます。オリオン座の長方形と三つ星の並びは、東の空に目をひきます。東の空に明るい一等星、おおいぬ座のシリウスが昇ってきます。
ペルセウス座流星群とともに二大流星群といわれ、毎年必ず流れる、ふたご座流星群、今年は、月が新月で条件は最良です。極大は、5日4時ごろです。
冬の流星観望は、とにかく寒さとの戦いです。冬の夜は思いの外、冷え込みます。特に体を動かさないため、どんどん体が冷えてしまいます。風が吹くとさらに体感温度が下がります。防寒具はもちろん、防風の生地やカイロなど、必要以上と思われる防寒対策で臨みましょう。
流星を見るコツは、とにかく、たくさんの空が見える空の開けたところで、できれば横になって、なるべく空全体を見るように顔を動かせば、運が良ければ、見つけることができるでしょう。ただし寒いので、体が直接地面や建物に触れないよう敷物やいす、寝台など工夫しましょう。また、立ったまま首を真上に向け続けると、首を痛めることがありますので、十分注意してください。
※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径40〜50mmを推奨します。
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