2021年天文現象、行事メモ
※月齢は21時の値(こよみの計算 - 国立天文台暦計算室にて計算、未明の現象は前日の月齢とする)
(茨城付近では、日没は午後4時半ごろ、日暮れは午後5時ごろとなります。)
※参考:こよみの計算 - 国立天文台暦計算室(日の出入り・南中時、薄明・薄暮) 計算地点:ふれあいの里天文台
※夜明・日暮の時刻は太陽の中心高度が-7°21′40″となる時刻 参考:こよみ用語解説 太陽や月などの運動 - 国立天文台暦計算室
月日(曜日) | 夜明 | 日の出 | 日の入 | 日暮 |
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11月 1日(月) | 05:28 | 06:00 | 16:44 | 17:16 |
12月 1日(水) | 05:56 | 06:29 | 16:25 | 16:59 |
日没直後の南西の低空には金星(−4等)が昇っています。下旬から少しずつ高度を上げていきます。
南の空には木星、土星が離れて並んでいます。
8日(月)には、金星に細い月が離角約1度ほどに接近します。
10日(水)〜11日(木)には、土星、木星に上弦付近の月が近づきます。
月の出時には、すでにほんの少し欠けた状態で昇ってきます。食分 0.978で、非常に細く、もう少しで皆既というところまで欠けます。東の非常に低いところでの現象(食の終了時でも高度20度以下)なので。東の空のよく開けたところで見てみましょう。 ※参考:月食各地予報 - 国立天文台暦計算室
半月(上弦)は、11月11日(木)21:46、三日月は 11月 7日(日)で、11月 6日(土)〜10日(水)は、西空に三日月形の月が見られます。
日没後の南西の低空に金星があり、明るく輝いています。下旬から少しずつ高度を上げていきます。
夕方の南東の空には木星、土星が少し離れて並んで昇っています。
8日(月)には、金星に細い月が離角約1度ほどに接近します。
10日(水)〜11日(木)には、土星、木星に上弦付近の月が近づきます。
季語としての中秋の名月にまつわる月の名前
※宵の空(20時ごろの星空)での見え方です。
こと座の一等星ベガ、はくちょう座の一等星デネブ、わし座の一等星アルタイルを結んでできる夏の大三角形は、西に傾きますが、まだ空の高いところにあります。南の空には、木星が明るく、土星がそれよりはちょっと暗く、少し離れて並んで輝いています。南東の空高く、2等星と3等星で構成される秋の四辺形(ペガススの四辺形)が昇り、秋の明るい星の少ない星座が昇っています。秋の四辺形の右側(西側)の辺を下(南)に伸ばしていくと秋の星座でたったひとつの一等星みなみのうお座のフォーマルハウトが見つかります。また、左側(東側)の辺を下に伸ばしていくと、くじら座の二等星デネブ・カイトスが見つかります。北東の空高くW字の形に星が並ぶ、カシオペヤ座が昇っていて、斜め右下には、ペルセウス座があり、その上には、秋の四辺形の東側のひとつの星から伸びるカーブからなるアンドロメダ座があります。ペルセウス座の下には冬の星座、ぎょしゃ座の一等星カペラがすでに昇っています。
※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径40〜50mmを推奨します。
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