2020年8月の夜空

2019年天文現象、行事メモ
※月齢は21時の値(こよみの計算 - 国立天文台暦計算室にて計算、未明の現象は前日の月齢とする)

今月の一番星は何?

南東の低空の木星

(茨城付近では、日没は午後7時ごろ〜午後6時ごろ、日暮れは午後7時半ごろ〜午後6時半ごろとなります。)

※参考:こよみの計算 - 国立天文台暦計算室(日の出入り・南中時、薄明・薄暮) 計算地点:ふれあいの里天文台

※夜明・日暮の時刻は太陽の中心高度が-7°21′40″となる時刻 参考:こよみ用語解説 太陽や月などの運動 - 国立天文台暦計算室

月日(曜日)夜明日の出日の入日暮
8月 1日(土)04:0904:4318:4619:20
9月 1日(火)04:3605:0818:0818:40

夕空(日暮れの頃)の見時

南東の低空に木星と土星が並んでいるのが見えます。これから、だんだん高度を上げていきます。 1日(土)〜 2日(日)、28日(金)〜29日(土)、これに月が近づきます。

三日月

半月(上弦)は、8月26日(水)02:58、三日月は 8月22日(土)で、 8月20日(木)〜25日(火)は、西空に三日月形の月が見られます。

満月

今月の惑星

 宵の南東の空では、土星、木星が並んでいます。また、大分遅れて火星が昇ってきます。
朝方の空では、東の空に金星が明けの明星として明るく輝き、少しずつ高度を上げていきます。8月13日(木)には、西方最大離角となり、日の出時の高度が39度42分となります。日の出時の高度が最大になる、9月 3日(木)に向けて高度を上げていきます。7月半ばに日の出直前の東南東の極低空に現れていた水星は、高度を下げていき、8日(土)ごろには見づらくなります。

今月の流星群

8月12日(水)〜13日(木)に毎年よく流れる3大流星群のうちの一つ「ペルセウス座流星群」の極大となり、条件が良ければ、一時間あたり十数個の流星が見られる可能性があります。今年は、ピークが12日(水)22時〜25時で、12日は月齢23、13日は月齢24、月の出は、12日 23:12、13日 23:49と、輻射点が上がってくる未明には下弦過ぎの月が昇ってきてしまうので、早めに観望を始め、月が出てきてからは月明かりを避けながら探すことになるでしょう。周りに明かりがなく、遮蔽物がなくて、よく空が開けた場所が良いのですが、月が出てからは月を隠せる建物などがあると良いかもしれません。
参考:国際流星機構 2020 Meteor shower calender (PDF) 12page

夏の流星観望で注意すべきことは

一般的な流星観望の注意点としては

見やすい星座

※宵の空(20時ごろの星空)での見え方です。

 こと座の一等星ベガ、はくちょう座の一等星デネブ、わし座の一等星アルタイルを結んでできる夏の大三角形は、東の空高く輝き、南の空には1等星アンタレスを含む、さそり座と、その左隣に、いて座が昇っています。西の空に傾いた春の大三角形ですが、その一員の、うしかい座の一等星アルクトゥルスは、まだ、空高く輝いています。

天文現象と関連行事

双眼鏡、小望遠鏡のある人は

※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径40〜50mmを推奨します。

出典、参考


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Last-modified: 2020-08-02 (日) 11:35:44