2015年10月の夜空

2015年天文現象、行事メモ

今月の一番星は何?

西の空高く金色に輝く、うしかい座のアークトゥルス(0等)が一番星でしたが、月末に向け、だんだんと高度を下げ、見づらくなります。代わって、ほとんど真上ですが、西の方に白く輝く、こと座のベガ(0等)が一番星として見つけやすくなってきます。

(日没は、茨城付近では、午後5時半頃〜午後5時前頃となります。)

夕空の見時

金色に輝くうしかい座の1等星アークトゥルス(0等)、南西の土星(1等)もだんだんと高度を下げ、夕空も寂しくなって来ます。
10月16日(金) 16日(金)に、名残りの土星に四日の月が近づきます。

三日月と満月

三日月は15日(木)、半月(上弦)は21日(水)で、15日(木)〜20日(火)は、西空に三日月形の月が見られます。満月は27日(火)です。

今月の惑星

明け方の見時

9月下旬から金星(−4等)が明けの明星となって東の空にまわり、木星(−2等)、火星(2等)が加わって、明け方の東の空で、互いに接近を繰り返し、見頃となっています。12月ごろまで、明け方の空は賑やかですので、早起きしたら、ぜひ眺めて見てください。特に、18日(日)には木星と火星が離角30分に、26日(月)には、西方最大離角となった金星と木星が離角1度ほどまで近づきますので、晴れたら、ぜひ、ご覧ください。なお、9日(金)、10日(土)には、集合しているこれらの惑星に細い月が近づき、よい眺めとなります。

見やすい星座

 南東の空高くペガスス座が昇り、秋の星座がよく見えます。しかし、秋の星座には、1等星がみなみのうお座のフォーマルハウト一つしかありません。夜空も秋らしく静かになります。2等星と3等星で構成されたペガスス座が秋の星座を探す目印となります。まずは、秋の四辺形とも言われるペガスス座を探してみましょう。

天文現象と関連行事

ちなみに11月は、

双眼鏡、小望遠鏡のある人は

※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径30〜50mmを推奨します。


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Last-modified: 2015-10-10 (土) 20:47:02