西の空高く金色に輝く、うしかい座のアークトゥルス(0等)が一番星としてわかりやすいでしょう。西空が見づらいときには、東の空高くの、白く輝く、こと座のベガ(0等)の方が先に見つかるかもしれません。
(日没は、茨城付近では、午後7時頃〜午後6時頃となります。)
先月まで夕空をにぎわしていた金星と木星が沈み、寂しくなった西の高い空には、うしかい座の1等星アークトゥルスが金色に輝いています。
三日月は17日(月)、半月(上弦)は23日(日)で、17日(月)〜22日(土)は、西空に三日月形の月が見られます。満月は30日(日)です。
今年は、三大(2.5大?)流星群のうちの二つ、ペルセウス座流星群、ふたご座流星群が月明のない好条件となり、流星の当たり年ですが、今月8月12(水)〜13日(木)は、このペルセウス座流星群の極大となります。新月前の非常に細い月が3:31に昇ってくるので、月明はほぼないと考えて差し支えなく、一晩中、流れ星を楽しむことができます。
ぜひ、空の暗い、なるべく開けた場所に行き、できれば、寝転がって、空全体を見てください。
なお、夏の夜の開けた場所は蚊やブヨなどの虫の恰好の餌場となりますので、虫除け対策だけは、十分にしっかりと行ってください。虫除けスプレーや、虫除け剤など、うまく使ってください。地面にじかに寝転がるより、サマーベッド(リクライニングチェア)を使ったり、建物の屋上で行うなどした方が、虫に刺されにくいようです。
あとは、当日の晴れを祈るばかりです。
東の空高く夏の大三角形が昇り、さそり座も南の空に昇っていて、すっかり夏の夜空になっています。さそり座のしっぽから北上し、夏の大三角形の中を通ってカシオペヤ座まで、夏の銀河が見えるかもしれません。
ちなみに9月は、
※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径30〜50mmを推奨します。