2015年8月の夜空

2015年天文現象、行事メモ

今月の一番星は何?

西の空高く金色に輝く、うしかい座のアークトゥルス(0等)が一番星としてわかりやすいでしょう。西空が見づらいときには、東の空高くの、白く輝く、こと座のベガ(0等)の方が先に見つかるかもしれません。

(日没は、茨城付近では、午後7時頃〜午後6時頃となります。)

夕空の見時

先月まで夕空をにぎわしていた金星と木星が沈み、寂しくなった西の高い空には、うしかい座の1等星アークトゥルスが金色に輝いています。

三日月と満月

三日月は17日(月)、半月(上弦)は23日(日)で、17日(月)〜22日(土)は、西空に三日月形の月が見られます。満月は30日(日)です。

今月の惑星

  • 土星(1等)は、夕方の南南西の空に昇っています。午後11時〜午後10時には沈んでしまいます。
  • 水星(−1〜0等)は、8月中、日没後の西空の極低空にありますが、日没直後の高度が約10度とほぼ変わりません。
  • 火星(1等)は、午前4時過ぎに東の空に昇ってきます。
  • 金星(−4等)、木星(−2等)は、太陽方向で見づらいです。

今月の流星

今年は、三大(2.5大?)流星群のうちの二つ、ペルセウス座流星群、ふたご座流星群が月明のない好条件となり、流星の当たり年ですが、今月8月12(水)〜13日(木)は、このペルセウス座流星群の極大となります。新月前の非常に細い月が3:31に昇ってくるので、月明はほぼないと考えて差し支えなく、一晩中、流れ星を楽しむことができます。
ぜひ、空の暗い、なるべく開けた場所に行き、できれば、寝転がって、空全体を見てください。
なお、夏の夜の開けた場所は蚊やブヨなどの虫の恰好の餌場となりますので、虫除け対策だけは、十分にしっかりと行ってください。虫除けスプレーや、虫除け剤など、うまく使ってください。地面にじかに寝転がるより、サマーベッド(リクライニングチェア)を使ったり、建物の屋上で行うなどした方が、虫に刺されにくいようです。
あとは、当日の晴れを祈るばかりです。

  • 8月12日(水)〜13日(木)ペルセウス座流星群極大(月明条件最良、月齢:28)

見やすい星座

 東の空高く夏の大三角形が昇り、さそり座も南の空に昇っていて、すっかり夏の夜空になっています。さそり座のしっぽから北上し、夏の大三角形の中を通ってカシオペヤ座まで、夏の銀河が見えるかもしれません。

天文現象と関連行事

  • 6月中旬〜10月いっぱい 夕方の南東〜南〜南西の空で土星とさそり座のアンタレスが並んでいる(アンタレスの上〜右に土星)
  • 8月 1日(土)〜 7日(金)スター・ウィーク2015「ほしぞらなないろスター・ウィーク」
  • 8月 5日(水)〜14日(金)GLOBE at Night 2015国際ひかり年公式行事)対象:はくちょう座 Webアプリ
  • 8月 7日(金)下弦
  • 8月12日(水)夜〜15日(土)朝 『夏の夜、流れ星を数えようキャンペーン2015』主催:国立天文台
  • 8月12日(水)〜13日(木)ペルセウス座流星群極大(月明条件最良、月齢:28)
  • 8月14日(金)新月
  • 8月16日(日)22:01 宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機(HTV5)H-IIBロケット5号機にて打ち上げ
  • 8月17日(月)三日月
  • 8月20日(木)伝統的七夕
  • 8月20日(木)伝統的七夕ライトダウン2015
  • 8月21日(金)〜23日(日)第32回胎内星まつり
  • 8月22日(土)夕方の南西の空で、月(月齢7.9)が土星に接近
  • 8月23日(日)上弦
  • 8月27日(土)未明にいて座ρ星(3.9等)の食(東京では、0:36暗縁潜入、1:24明縁出現、月齢12.1)
  • 8月30日(日)満月

ちなみに9月は、

  • 6月中旬〜10月いっぱい 夕方の南東〜南〜南西の空で土星とさそり座のアンタレスが並んでいる(アンタレスの上〜右に土星)
  • 9月 ジョンドブソン記念天文月間(John Dobson Month)主催:The Sidewalk Astronomers
  • 9月 3日(木)〜12日(土)GLOBE at Night 2015国際ひかり年公式行事)対象:はくちょう座 Webアプリ
  • 9月 5日(土)未明の東の空で、月(月齢21.9)がヒアデス星団に接近。
  • 9月 5日(土)下弦
  • 9月 9日(木)〜11日(土)日本天文学会秋季年会 甲南大学
  • 9月11日(金)明け方の東の低空で、月(月齢27.9)が火星、金星に接近。日の出直前には、左下に木星も出てくる。
  • 9月12日(土)宇宙の日
  • 9月13日(日)新月
  • 9月14日(月)〜20日(日)Astronomy Week (by Astronomical League)
  • 9月15日(火)三日月
  • 9月19日(土)Astronomy day (by Astronomical League)
  • 9月19日(土)国際お月見ナイト(InOMN International Observe the Moon Night!
  • 9月19日(土)夕方の南西の空で、月(月齢6.2)が土星に接近
  • 9月19日(土)月齢:6 〜 23日(水)月齢:10 シルバーウィーク
  • 9月21日(月)敬老の日
  • 9月21日(月)上弦
  • 9月22日(火)国民の休日
  • 9月23日(水)秋分の日
  • 9月23日(水)17:21 秋分
  • 9月26日(土)〜10月 3日(土)世界で中秋の名月観望イベント?
  • 9月28日(月)満月 中秋の名月

双眼鏡、小望遠鏡のある人は

  • 下弦となる 7日頃から三日月となる17日頃まで星雲星団、天の川の見頃となります。
  • 南に昇っているさそり座のしっぽのあたりから夏の大三角形のベガとアルタイルの間を抜けて、はくちょう座まで、双眼鏡で、天の川下りならぬ天の川昇りをやってみましょう。街灯を避け、目を暗闇に慣らすと、天の川を作るたくさんの星が意外に見えて、驚くことでしょう。何も星がなさそうなところにもちゃんと天の川が流れているのがわかり、びっくりします。透明度の良い日に、是非、挑戦してみてください。街灯が目に入るのを避けられる場所で、目をなるべく闇に慣らす(瞳孔を開く)のがたくさん星を見るコツです。慣れてきたら、天の川の中にある散開星団や見かけ上天の川の方向に見える球状星団を探してみましょう。自分にあった星図を見つけるのがコツです。

※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径30〜50mmを推奨します。


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Last-modified: 2015-08-08 (土) 13:15:52 (1499d)