2020年11月の夜空

2019年天文現象、行事メモ
※月齢は21時の値(こよみの計算 - 国立天文台暦計算室にて計算、未明の現象は前日の月齢とする)

今月の一番星は何?

南の空〜南西の空の木星

(茨城付近では、日没は午後4時半ごろ、日暮れは午後5時半ごろ〜午後5時ごろとなります。)

※参考:こよみの計算 - 国立天文台暦計算室(日の出入り・南中時、薄明・薄暮) 計算地点:ふれあいの里天文台

※夜明・日暮の時刻は太陽の中心高度が-7°21′40″となる時刻 参考:こよみ用語解説 太陽や月などの運動 - 国立天文台暦計算室

月日(曜日)夜明日の出日の入日暮
11月 1日(月)05:2806:0016:4417:16
12月 1日(火)05:5606:3016:2516:59

夕空(日暮れの頃)の見時

南〜南西の空で木星と土星が近くに並んでいるのが見えます。これから、12月21日の離角6分台の超大接近(見かけ上)まで、どんどん近づいていきます。また、東の低空には火星が昇っています。19日(木)には、木星と土星に、26日(木)には、火星に、月が近づきます。

三日月

半月(上弦)は、11月22日(日)13:45、三日月は 11月18日(水)で、11月17日(火)〜21日(土)は、西空に三日月形の月が見られます。

満月

今月の惑星

 夕方の南の空〜南西の空には、土星、木星が並んでいて、どんどん近づいていきます。12月21日には離角6分台まで超大接近します。また、夕方の南東の空には、火星が昇っています。
朝方の空では、東の空に金星が明けの明星として明るく輝いていますが、高度を下げていきます。 2日ごろから日の出直前の東の空に水星が見え始め、高度を上げて、11日(水)に西方最大離角となり、その後、高度を下げていき、27日ごろには見づらくなります。

見やすい星座

※宵の空(20時ごろの星空)での見え方です。

 こと座の一等星ベガ、はくちょう座の一等星デネブ、わし座の一等星アルタイルを結んでできる夏の大三角形は、西の空に傾き、南の空高く、天頂付近には、秋の星座の道しるべ、秋の大四辺形(ペガススの四辺形)が昇っています。一等星による夏の大三角形と違って、二等星と三等星で形作られるので、道しるべを探すのが難しいのが秋の星座ですが、それだけあって、なかなか星を結んでいくのが難しい星座ばかりです。南の低空には秋の星座たった一つの一等星、みなみのうお座のフォーマルハウトが寂しく光っています。ところが、今年は、ペガスス座のすぐ左下に、準大接近を迎えて明るい火星が輝いて秋の空に君臨しています。夕空で仲良く南の空に並んでいた木星と土星は、宵の頃には、南西の空に沈みそうで、下旬には沈んでしまいます。

天文現象と関連行事

双眼鏡、小望遠鏡のある人は

※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径40〜50mmを推奨します。

出典、参考


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Last-modified: 2020-11-28 (土) 18:28:29