2019年4月の夜空

2019年天文現象、行事メモ
※月齢は21時の値(こよみの計算 - 国立天文台暦計算室にて計算、未明の現象は前日の月齢とする)

今月の一番星は何?

南〜南西の空のおおいぬ座のシリウス(ー2等)。

(日没は、茨城付近では、午後6時〜午後6時半ごろとなります。)

夕空の見時

南西〜西の空には一等星が7つ輝く冬の豪華な星座が残り、おうし座には、西の空に火星(1等)があります。火星は、すばる(プレアデス星団)の近くからヒアデス星団の上を通り抜けていきます。9日(火)には、月齢4.1の月がヒアデス星団に入り、火星、おうし座の一等星アルデバランに近づきます。月は、20時ごろ、21時ごろに、ヒアデス星団の星、おうし座δ1星(3.75等)、おうし座δ2星(4.80等)を相次いで隠しますが、城里町では、月の入りが21:55なので、超低空での現象となり、δ2星の方は低すぎて、難しいかもしれません。なお、観望には、双眼鏡以上が必要でしょう。また、15日(月)には、月齢10.1の月が南東の空高く、しし座のレグルスに接近します。

三日月

半月(上弦)は13日(土)04:06、三日月は 7日(日)で、 7日(日)〜12日(金)は、西空に三日月形の月が見られます。

満月

今月の惑星

 夕空には、冬の星座の一等星に混じって、赤い火星が輝いています。一方、明け方の空には木星、土星、明けの明星の金星、地平線ギリギリには水星が、南の空から東の極超低空まで並んでいます。1日(月)には、この並びの土星と金星の間に下弦過ぎの三日月型の月が来て、南から、木星、月、金星と並び、2日(火)に金星に近づき、3日(水)に日の出直前の東の極超低空で、金星、月、水星が逆三角形に並びます。また、24日(水)には、月齢18.1の月が木星に接近、25日(木)には、月齢19.1の月が木星と土星の間に、26日(金)には、月齢20.1の月が土星に接近します。

見やすい星座

※宵の空(20時ごろの星空)での見え方です。

 一等星が7つもあり絢爛豪華な冬の星座は、南西の空に傾き、南には、春の星座、しし座が昇り、東の空で、うしかい座の一等星アルクトゥルス、おとめ座の一等星スピカ、しし座の二等星デネボラで春の大三角形を結ぶことができます。北東の空では、北斗七星が高く昇り、ひしゃくの形の柄の部分の曲がりをそのまま曲線に伸ばすと、うしかい座の一等星アルクトゥルス、おとめ座の一等星スピカに行き当たります。春の大曲線といいます。

天文現象と関連行事

双眼鏡、小望遠鏡のある人は

※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径40〜50mmを推奨します。

出典、参考


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Last-modified: 2019-04-02 (火) 23:48:49