2019年2月の夜空

2019年天文現象、行事メモ
※月齢は21時の値(こよみの計算 - 国立天文台暦計算室にて計算、未明の現象は前日の月齢とする)

今月の一番星は何?

南東の低空のおおいぬ座のシリウス(ー2等)。

(日没は、茨城付近では、午後5時ごろ〜午後5時半ごろとなります。)

夕空の見時

南西の空高く火星(1等)が輝き、11日(月)には、月齢6.6の月が近づきます。
14日(木)には、南の空高く、月齢9.6の上限過ぎの月が、おうし座のアルデバランに近づきます。
月半ばから来月まで、日没直後の西の超低空に水星が見え、夕空での見頃となります。

  • 2月11日(月)南西の空高く、月(月齢6.6)が火星に近づく
  • 2月14日(木)夕方の南の空高く、月(月齢9.6)が、おうし座のアルデバランに近づく
  • 2月15日(金)ごろ〜3月 7日(木)ごろ 日没直後の西の超低空に水星が見える(2月27日(水)に東方最大離角)。夕空の水星の見頃
  • 2月27日(水)水星が東方最大離角となり、日没直後の高度が16度48分となる

三日月

半月(上弦)は13日(水)07:26、三日月は 7日(木)で、 6日(水)〜12日(火)は、西空に三日月形の月が見られます。

満月、スーパームーン、最近の満月、ブルームーン

  • 20日(水)00:54 満月、スーパームーン、最近の満月(地心距離:356843km 視直径:33分29秒)

    スーパームーンの定義は、ここでは、占星術師 Richard Nolle が行い、NASAが受容した方法(2019年天文現象、行事メモ#p910784a)をとります。
    2019年には、1月、2月、3月の3回起こります。 2月の満月は、今年一番地球に近い満月となります。

    • 1月21日(月)(357715km)
    • 2月20日(水)(356843km)
    • 3月21日(木)(361719km)
  • アメリカの民間伝承による満月の名前(旧メイン州農暦によるブルームーン計算法)
    • Blue Moon(ブルームーン)
  • 現行アメリカ農暦(Farmers’ AlmanacOld Farmers’ Almanac 現在発行版)による満月の名前
    • Full Snow Moon(別名:Full Hunger Moon) スノー・ムーン
      雪が激しく降る頃の月

アメリカの天文雑誌『スカイ・アンド・テレスコープ』誌による調査(1990年5月号に掲載)で確認された、元々のアメリカ農暦で行われていたブルームーンの計算法(ここでは、旧メイン州農暦とする)では、この月が、ブルームーンとなります。なお、このブルームーンの定義だと、季節の変わり目の月、四旬節中のレンテン・ムーン、イースターを決めるイースター・ムーン、冬至前後のムーン・ビフォー・ユール、ムーン・アフター・ユールが、正しく決まりますが、『スカイ・アンド・テレスコープ』誌が1946年3月号に間違えて掲載し(のちに1990年5月号で調査して訂正し)た方法を踏襲した、現行アメリカ農暦でのブルームーンの定義だと、これらがずれてしまうことがあります。現行アメリカ農暦では、今年はブルームーンとなりません。(詳しくは、2019年天文現象、行事メモ#zbf6b9ad

今月の惑星

  • 火星(1等)は、日没時、南東の空に昇っています。午後10時半頃〜午後10時頃沈みます。
  • 水星(0〜−1等)は、月半ばから日没直後の西の極超低空に昇ってきます3月ごろまで夕空での見頃です。東方最大離角 27日(水)日没直後の高度16度48分。
  • 金星(−5等〜−4等)は、日の出前の南東の空に昇っていますが、高度を下げていきます。19日(火)には、土星に約1度まで近づきます。
  • 木星(−2等)は、日の出前の南西の空に昇っています。だんだん高度を上げていきいます。
  • 土星(1等)は、日の出前の南東の低空に昇っていて、少しずつ高度を上げていきます。19日(火)には、金星が約1度まで近づきます。

 夕空には、赤い火星が輝いています。一方、明け方の空には木星、明けの明星の金星、土星が南東の空で右上から左下に斜めに並んでいますが、金星が土星に方に近づいていき、19日(火)には、約1度まで近づき、追い越していきます。1日(火)には、この並びの右上に下弦過ぎの三日月型の月が来て、左下から、水星、木星、金星、月と並びます。月は、1月31日(木)に木星、1日(金)に金星に接近、2日(土)には、土星に近づき、さらに、28日(木)に再び、木星に近づきます。

見やすい星座

※宵の空(20時ごろの星空)での見え方です。

 南の空には、オリオン座をはじめとして冬の星座が昇っています。南西の空高くオレンジに輝くおうし座のアルデバラン、真上に金色に輝くぎょしゃ座のカペラ、東の空高く輝くふたご座の一方の星ポルックス、南東のこいぬ座のプロキオン、その右下の白く眩しく輝くおおいぬ座のシリウス、オリオン座の白く輝くリゲル(右下)、赤く輝くベテルギウス(左上)と冬の一等星7つを結ぶと大きな大文字のGの形に並んでいてこれを冬のグレートGと呼ぶ人もいます。なお、プロキオン、シリウス、ベテルギウスを結んでできる三角形を冬の三角形といいます。

天文現象と関連行事

双眼鏡、小望遠鏡のある人は

  • 下弦となる1月28日頃から三日月となる2月 7日頃まで、2月26日頃から3月 9日頃までは、星雲星団、天の川の見頃となります。
  • 秋から冬にかけての天の川のペルセウス座、ペルセウス座とカシオペヤ座の間の散開星団の二重星団(hχ)はまだまだ見頃です。
  • オリオン座の三ツ星の下に縦に並ぶ三つの星の並びを小三ツ星の真ん中の散光星雲、オリオン座大星雲も見頃です。
  • 冬の大三角形の中には、冬の天の川が流れ、散開星団や散光星雲が散らばっています。ぜひ、双眼鏡で流してみてください。いろんな星の並びが見られます。
  • 冬の大三角形を流れる天の川はさらに地平線に向けて流れていきますが、おおいぬ座の左側はとも座ですが、そこを流れる天の川の中には、M47とM46という散開星団が並んでいます。明るい星がまばらなM47と、細かい暗い星がぎゅっと集まるM46は、対比が楽しいので見てみてください。ただし、M46は、暗すぎて、分かりづらいかもしれません。空が暗くて澄んでいる夜に挑戦してみてください。

※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径40〜50mmを推奨します。

出典、参考


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Last-modified: 2019-02-14 (木) 21:27:15 (188d)