2019年10月の夜空†
2019年天文現象、行事メモ
※月齢は21時の値(こよみの計算 - 国立天文台暦計算室にて計算、未明の現象は前日の月齢とする)
今月の一番星は何?†
南西の低空の木星。下旬からは南南西の極超低空の金星が見え始めるので、金星か木星。
(日没は、茨城付近では、午後5時半ごろ〜午後5時ごろとなります。)*2019年10月の夜空 [#k536252f]
2019年天文現象、行事メモ
※月齢は21時の値(こよみの計算 - 国立天文台暦計算室にて計算、未明の現象は前日の月齢とする)
今月の一番星は何?†
南西の低空の木星。下旬からは南南西の極超低空の金星が見え始めるので、金星か木星。
(日没は、茨城付近では、午後5時半ごろ〜午後5時ごろとなります。)
夕空の見時†
南〜南西の低空に、土星(1等)、木星(ー2等)が、昇っています。木星の右下には赤いさそり座の一等星、アンタレスがあります。 3日(木)には、上弦前の月が木星、アンタレスに近づき、木星、アンタレス、月で逆三角形を作ります。 4日(金)には、月が木星を通り過ぎて木星と土星の間に入り、5日(土)には、土星に近づいて、6日(日)には土星を通り過ぎていきます。23日(水)には日没直後の西南西の極超低空に宵の明星として金星が見え始めます。金星は、12月ごろまで、あまり高度を上げずに南西に移動していきますが、12月中旬から急に高度を上げ始め、夕方の南西の空に君臨します。
- 10月 3日(木)夕方の南西の空で、月(月齢4.7)が、木星の右に近づく(木星、アンタレス、月で逆三角形)
- 10月 4日(金)夕方の南西の空で、月(月齢5.7)が、木星に近づく(木星の左に月)
- 10月 5日(土)夕方の南の空で、月(月齢6.7)が、土星の右に近づく
- 10月 6日(日)夕方の南の空で、月(月齢7.7)が、土星に近づく(土星の左に月)
- 10月20日(日)水星東方最大離角(日没直後の高度:9度04分 光度:-0.1等)
- 10月23日(水)日没直後の西南西の超低空に金星が見え始める(この後、あまり高度を上げず、南の方へ動いていく)
- 10月29日(火)日没直後の西南西の超低空で、月(月齢1.3)が、金星に近づく(金星の右に月)
- 10月31日(木)夕方の南西の空で、月(月齢3.3)が、木星に接近
三日月†
半月(上弦)は、10月 6日(日)01:47、三日月は 1日(火)、30日(水)で、 9月29日(日)〜10月 5日(土)は、西空に三日月形の月が見られます。また、11月の上弦は、11月 4日(月)19:23で、10月29日(火)〜11月 3日(日)は、西空に三日月形の月が見られます。
- 14日(月)06:08 満月
- アメリカの民間伝承による満月の名前(旧メイン州農暦によるブルームーン計算法)
- Hunter’s moon, Blood Moon, Sanguine Moon, Harvest Moon(ハンターズムーン、ブラッド・ムーン、サングイン・ムーン)
- 現行アメリカ農暦(Farmers’ Almanac、Old Farmers’ Almanac 現在発行版)による満月の名前
- Full Hunter’s Moon(別名:Blood Moon, Sanguine Moon, Travel Moon, Dying Moon) ハンターズムーン
冬に備えて狩りをする頃の月
今月の惑星†
- 木星(−2等)は、夕空の南西の低空に昇っていて、午後9頃〜午後7時に沈みます。
- 土星(1等)は、夕空の南の空に昇っていて、午後11時〜午後9時頃に沈みます。
- 水星(0等)は、日没直後の西南西の極超低空に見えます。20日(日)東方最大離角。
- 金星(−4等)は、中旬から日没直後の西南西の極超低空に宵の明星として見え始めます。
- 火星(2等)は、日の出直前の東の極低空に昇っていて、だんだん高度を上げていきます。午前5時頃〜午前4時半頃東の空に昇ってきます。
夕方の南の低空に土星、木星がならんで輝いています。月の初めからそのさらに低空というか日没直後の西の極超低空に水星が見え始めます。水星は、20日(日)東方最大離角となります。水星はあまり高度を変えずに南西に動いて行きます。また、中旬から水星の右下に宵の明星、金星が見え始め、水星と並びながら、南西方向に動いて行きます。太陽方向で見づらかった火星は、日の出直前の東の極低空に見え始め、だんだん高度を上げていきます。
- 10月 3日(木)夕方の南西の空で、月(月齢4.7)が、木星の右に近づく(木星、アンタレス、月で逆三角形)
- 10月 4日(金)夕方の南西の空で、月(月齢5.7)が、木星に近づく(木星の左に月)
- 10月 5日(土)夕方の南の空で、月(月齢6.7)が、土星の右に近づく
- 10月 6日(日)夕方の南の空で、月(月齢7.7)が、土星に近づく(土星の左に月)
- 10月17日(木)宵の東の空で、月(月齢18.7)が、ヒアデス星団に入り、おうし座のアルデバランに近づく
- 10月20日(日)未明の東の空で、1時過ぎ、月(月齢18.7)が、おうし座ε星を隠す
- 10月20日(日)水星、東方最大離角(日没直後の高度:9度04分、明るさ:-0.1等)
- 10月24日(木)日の出前の東の空で、月(月齢25.7)が、しし座のレグルスに接近
- 10月27日(日)日の出直前の東の空で、月(月齢27.7)が、火星に近づく
- 10月29日(火)日没直後の西南西の超低空で、月(月齢1.3)が、金星に近づく(金星の右に月)
- 10月31日(木)夕方の南西の空で、月(月齢3.3)が、木星に接近
見やすい星座†
※宵の空(20時ごろの星空)での見え方です。
夏の大三角形は天頂から西に傾き、さそり座も沈んでしまいます。東の空の秋の四辺形(ペガスス座)は空高く昇り、秋の星座が昇ってきています。
天文現象と関連行事†
双眼鏡、小望遠鏡のある人は†
- 下弦〜三日月となる、9月22日(日)頃から10月 1日(火)頃まで、10月21日(月)頃から10月30日(水)頃までは、星雲星団、天の川の見頃となります。
- 北東から天頂北西よりを通り南西に流れる天の川を双眼鏡で、ぜひ、覗いてみてください。細かい星があるのが見え、そこが天の川であることがはっきりわかります。
- 秋の星座、ペガスス座の鼻先にある球状星団、M15、みずがめ座のα星とβ星とで、直角三角形を作り位置にある球状星団、M2は、双眼鏡でギリギリわかるかもしれません。挑戦してみましょう。
- カシオペヤ座とペルセウス座の間には、二つの散開星団が仲良くならぶ、二重星団、hχがあります。双眼鏡でも美しい対象です。ぜひ、挑戦してみてください。
※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径40〜50mmを推奨します。
出典、参考†
※このページは、ツイッター、ブログなどでの拡散大歓迎です!また、事実の羅列なので、著作権はありません。コピペも可です。ネタ作りに大いにご利用ください。
夕空の見時†
南〜南西の低空に、土星(1等)、木星(ー2等)が、昇っています。木星の右下には赤いさそり座の一等星、アンタレスがあります。 3日(木)には、上弦前の月が木星、アンタレスに近づき、木星、アンタレス、月で逆三角形を作ります。 4日(金)には、月が木星を通り過ぎて木星と土星の間に入り、5日(土)には、土星に近づいて、6日(日)には土星を通り過ぎていきます。23日(水)には日没直後の西南西の極超低空に宵の明星として金星が見え始めます。金星は、12月ごろまで、あまり高度を上げずに南西に移動していきますが、12月中旬から急に高度を上げ始め、夕方の南西の空に君臨します。
- 10月 3日(木)夕方の南西の空で、月(月齢4.7)が、木星の右に近づく(木星、アンタレス、月で逆三角形)
- 10月 4日(金)夕方の南西の空で、月(月齢5.7)が、木星に近づく(木星の左に月)
- 10月 5日(土)夕方の南の空で、月(月齢6.7)が、土星の右に近づく
- 10月 6日(日)夕方の南の空で、月(月齢7.7)が、土星に近づく(土星の左に月)
- 10月20日(日)水星東方最大離角(日没直後の高度:9度04分 光度:-0.1等)
- 10月23日(水)日没直後の西南西の超低空に金星が見え始める(この後、あまり高度を上げず、南の方へ動いていく)
- 10月29日(火)日没直後の西南西の超低空で、月(月齢1.3)が、金星に近づく(金星の右に月)
- 10月31日(木)夕方の南西の空で、月(月齢3.3)が、木星に接近
三日月†
半月(上弦)は、10月 6日(日)01:47、三日月は 1日(火)、30日(水)で、 9月29日(日)〜10月 5日(土)は、西空に三日月形の月が見られます。また、11月の上弦は、11月 4日(月)19:23で、10月29日(火)〜11月 3日(日)は、西空に三日月形の月が見られます。
- 14日(月)06:08 満月
- アメリカの民間伝承による満月の名前(旧メイン州農暦によるブルームーン計算法)
- Hunter’s moon, Blood Moon, Sanguine Moon, Harvest Moon(ハンターズムーン、ブラッド・ムーン、サングイン・ムーン)
- 現行アメリカ農暦(Farmers’ Almanac、Old Farmers’ Almanac 現在発行版)による満月の名前
- Full Hunter’s Moon(別名:Blood Moon, Sanguine Moon, Travel Moon, Dying Moon) ハンターズムーン
冬に備えて狩りをする頃の月
今月の惑星†
- 木星(−2等)は、夕空の南西の低空に昇っていて、午後9頃〜午後7時に沈みます。
- 土星(1等)は、夕空の南の空に昇っていて、午後11時〜午後9時頃に沈みます。
- 水星(0等)は、日没直後の西南西の極超低空に見えます。20日(日)東方最大離角。
- 金星(−4等)は、23日(水)頃から日没直後の西南西の極超低空に宵の明星として見え始めます。
- 火星(2等)は、日の出直前の東の極低空に昇っていて、だんだん高度を上げていきます。午前5時頃〜午前4時半頃東の空に昇ってきます。
夕方の南の低空に土星、木星がならんで輝いています。
- 10月 3日(木)夕方の南西の空で、月(月齢4.7)が、木星の右に近づく(木星、アンタレス、月で逆三角形)
- 10月 4日(金)夕方の南西の空で、月(月齢5.7)が、木星に近づく(木星の左に月)
- 10月 5日(土)夕方の南の空で、月(月齢6.7)が、土星の右に近づく
- 10月 6日(日)夕方の南の空で、月(月齢7.7)が、土星に近づく(土星の左に月)
- 10月17日(火)宵の東の空で、月(月齢18.7)が、ヒアデス星団に入り、おうし座のアルデバランに近づく
- 10月20日(金)未明の東の空で、1時過ぎ、月(月齢18.7)が、おうし座ε星を隠す
- 10月24日(火)日の出前の東の空で、月(月齢25.7)が、しし座のレグルスに接近
- 10月27日(日)日の出直前の東の空で、月(月齢27.7)が、火星に近づく
- 10月29日(火)日没直後の西南西の超低空で、月(月齢1.3)が、金星に近づく(金星の右に月)
- 10月31日(木)夕方の南西の空で、月(月齢3.3)が、木星に接近
見やすい星座†
※宵の空(20時ごろの星空)での見え方です。
夏の大三角形は天頂から西に傾き、さそり座も沈んでしまいます。東の空の秋の四辺形(ペガスス座)は空高く昇り、秋の星座が昇ってきています。
天文現象と関連行事†
双眼鏡、小望遠鏡のある人は†
- 下弦〜三日月となる、9月22日(日)頃から10月 1日(火)頃まで、10月21日(月)頃から10月30日(水)頃までは、星雲星団、天の川の見頃となります。
- 北東から天頂北西よりを通り南西に流れる天の川を双眼鏡で、ぜひ、覗いてみてください。細かい星があるのが見え、そこが天の川であることがはっきりわかります。
- 秋の星座、ペガスス座の鼻先にある球状星団、M15、みずがめ座のα星とβ星とで、直角三角形を作り位置にある球状星団、M2は、双眼鏡でギリギリわかるかもしれません。挑戦してみましょう。
- カシオペヤ座とペルセウス座の間には、二つの散開星団が仲良くならぶ、二重星団、hχがあります。双眼鏡でも美しい対象です。ぜひ、挑戦してみてください。
※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径40〜50mmを推奨します。
出典、参考†
※このページは、ツイッター、ブログなどでの拡散大歓迎です!また、事実の羅列なので、著作権はありません。コピペも可です。ネタ作りに大いにご利用ください。