シュワスマン・ワハマン第3周期彗星

2006年5月1日 水戸市千波町にて撮影

2006年5月1日に撮影したシュワスマン・ワハマン第3周期彗星.左がC核,右がB核

5月1日の早朝(深夜)自宅から撮影したシュワスマン・ワハマン第3周期彗星です.空の透明度が低かった所為か,イマイチの画像になってしまいました.

機材はレンズが Canon EF200mmF2.8L & EOS Kiss Digital,露光はB核が20秒×66コマ,C核は20秒×48コマです.

ー Y-Nakagawa

良く撮れてますね。ただやはりコンポジット要な状況ですか。 現在C核は肉眼や双眼鏡ではどう見えているのでしょうか?  実は昨晩県自然博物館の観望会で双眼鏡で探したのですが見つけられませんでした。スカイセンサーに軌道要素導入して自動導入もしてみましたが、極軸合わせをちゃんとやってなかったせいかこれは不発でした。 更に会終了後館員の人たちと10:00頃博物館の屋上で双眼鏡で探したがやはりだめでした。今4.6等位のようですが彗星になると見え方が淡くなり、光害やもやなど透明度低下で見えないのかと思いましたが...。富士やま

やっと見ましたよ。昨晩月没後彗星が丁度天頂近くになった夜半過ぎ(5.5 01:30頃) 106ミリ、F5屈折で軌道要素を打ち込み自動導入がすったもんだの末なんとか巧くいき望遠鏡視野に入りました。 25倍では星がぼやっとしたものに包まれた感じでしたが75倍(XL7使用)では視野の1/4を位までコーン上に頭部がなびいているのが見られました。ただもう少し明るく長く伸びてるのを見れるかと期待してましたがそれ程でなかったですね。 手持ち50×7倍の双眼鏡では見付からず、望遠鏡で導入後改めて双眼鏡をその方向に向けてみましたがやはり確認できませんでした。 絞られた方向が判っていて三脚に載せて固定しじっくり見ると見つかるのかも知れませんが。いずれにしろ我が家の空の環境では双眼鏡では無理と感じました。これで前夜博物館でも双眼鏡で見られなかったのが納得いきました。...富士やま

2006年5月4日〜5日 城里町ふれあいの里天文台にて撮影

B核

シュワスマン・ワハマン第3周期彗星:B核 2006年5月4日 城里町ふれあいの里天文台にて撮影

B核です.核がやや延びているように写っているのは分裂したからでしょうか?C核よりやや見掛けの移動量が大きいようで,コンポジット時に背景の星が線にならず点々になっています.

C核

シュワスマン・ワハマン第3周期彗星:C核 2006年5月5日 城里町ふれあいの里天文台にて撮影

C核です.こちらは「いかにも彗星」という印象です.が,それだけになんとなくとらえどころのない印象でもあります.

両方ともカメラはEOS Kiss Digital(ISO1600相当に設定),露光は30秒×40フレームです.

どちらの核とも,視直径が小さいだけに40cm鏡&パンオプティック35mmの視野で全体が見え,彗星らしい姿を楽しめました.この晩はG核にも挑戦したのですが,ついに見つけられませんでした [sad]

ー Y-Nakagawa

国立天文台でやっていた本彗星が見えたか?のアンケートがまとまり発表されましたが、50%の人が見えたとの事。詳細内訳下記:

http://www.nao.ac.jp/phenomena/20060502/count/area00.html ...出しゃばり爺さん

tag/彗星


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Last-modified: 2017-05-05 (金) 21:39:25