2017年1月の夜空

2017年天文現象、行事メモ

今月の一番星は何?

南西の空で金色に輝く金星(−4等)

(日没は、茨城付近では、午後4時半頃〜午後5時頃となります。)

夕空の見時

月と金星、火星の接近

宵の明星、金星(−4等)が夕方の南西の空で金色にまばゆく輝き、日にちが進むごとに高度を上げて、ますます見やすくなっていき、12日(木)には東方最大離角となります。先月から引き続き、金星は、南西に赤く輝く火星(1等)に向けて近づいていて、月末頃には離角5度ほどまで最も近づきますが、2月になると少しずつ離れていきます。また、これらの惑星に夕方の細い月が接近します。2日(月)には月齢3の月が金星に離角約1度まで、3日(火)には月齢4の月が火星に17:00で離角約10分ほどまで大接近します。その前後の1日(日)、4日(水)には、この三つの天体が斜めに並びます。さらに、31日(火)には、接近している火星と金星に月齢3の月が下から近づき、縦に並びます。
9日(月)には、月齢11の上弦後の月がおうし座のヒアデス星団内に入り、アルデバランに接近します。夜中には、アルデバラン食が起こります。

三日月と満月

三日月は12月31日(土)、半月(上弦)は6日(金)で、1日(日)〜5日(木)は、西空に三日月形の月が見られます。満月は12日(木)(Walf Moon, Old Moon、または、Full Wolf Moon(別名:Moon After Yule, Full Snow Moon)ウォルフ・ムーン)です。

今月の惑星

今月の流星

見やすい星座

 南西には、秋の暗い星座が残っていますが、南東からはオリオン座をはじめとした冬のきらびやかな星座が昇っており、夜空が華やかになり始めます。冬の7つの1等星がすべて見え、冬のグレートGと呼ばれる並びがわかります。

天文現象と関連行事

双眼鏡、小望遠鏡のある人は

※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径40〜50mmを推奨します。


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Last-modified: 2017-01-22 (日) 15:56:50