#author("2025-10-30T21:53:20+09:00","default:fureai","fureai")
#author("2025-10-31T20:03:02+09:00","default:fureai","fureai")
*2025年11月の夜空 [#r9acd03f]
#ref(2025年11月の夜空.png,right,around,50%)
[[2025年天文現象、行事メモ]]~
※月齢は21時の値([[こよみの計算 - 国立天文台暦計算室>http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi]]にて計算、未明の現象は前日の月齢とする)

**今月の一番星は何? [#rce4b451]
-西の空高くベガ。下旬は、西の空高くベガか、北東の超低空のカペラ

~※参考:[[こよみの計算 - 国立天文台暦計算室>http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi]](日の出入り・南中時、薄明・薄暮) 計算地点:ふれあいの里天文台~
~※夜明・日暮の時刻は太陽の中心高度が-7°21′40″となる時刻 参考:[[こよみ用語解説 太陽や月などの運動 - 国立天文台暦計算室>http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/faq/glossary.html]]
|~月日(曜日)|~夜明|~日の出|~日の入|~日暮|
|11月 1日(土)|05:28|06:00|16:44|17:16|
|12月 1日(月)|05:56|06:29|16:25|16:59|

**夕空(日暮れの頃)の見時 [#i2365007]
ほとんど真上から少し西に傾き、白い一等星ベガを筆頭に夏の大三角の3つの星があり、南西の低空には、1等星になった土星が輝いています。 2日(日)には、南東の低空で、この土星に月が接近します。また、29日(土)には、南東の空で土星に月が近づきます。25日(火)には、望遠鏡でなくては見えない現象ですが、土星の環を真横から見る状態となり、環が見えなくなる、環の消失という現象が起こります。日没直後の西の極超低空には水星がありますが、日没直後の西の非常に低い空で見づらいでしょう。11日(火)には、水星の高度が下がりすぎて、見づらくなります。

-11月 2日(日)夕空では南東の空で月(月齢12.0)が土星に接近
-11月11日(火)日没直後の南西の極超低空の水星が見づらくなる
-&color(red){11月25日(火)土星、環の消失};
-11月29日(土)南東の空で月(月齢9.2)が土星に近づく


**三日月 [#p2270b92]
~半月(上弦)は、28日(金)15:59、三日月は、22日(土)で、11月22日(日)〜27日(金)は、西空に三日月形の月が見られます。

**満月 [#v85aea6b]
- 5日(水)22:19 満月、今年最近の満月(地心距離:356978km 視直径:33分28秒) 今年3回あるスーパームーンの2回目
--アメリカの民間伝承による満月の名前(旧メイン州農暦によるブルームーン計算法)
---Beaver Moon, Frosty Moon, Frost Moon, Trading Moon, Hunter's Moon, Snow Moon(ビーバー・ムーン、フロスティー・ムーン、フロスト・ムーン、トレーディング・ムーン、ハンターズ・ムーン、スノー・ムーン)
--現行アメリカ農暦([[Farmers’ Almanac>https://www.farmersalmanac.com]]、[[Old Farmers’ Almanac>https://www.almanac.com]] 現在発行版)による満月の名前
---11月 Full Beaver Moon(別名:Frosty Moon, Frost Moon) ビーバー・ムーン〜ビーバーを獲るために仕掛けをかける頃の月


**今月の惑星 [#m5e6e0f8]
-土星(1等)は、夕空の南東の空に昇っていて、高度を少しずつ上げていきます。2日(日)には、南東の低空で、この土星に月が接近します。25日(火)には、望遠鏡でなくては見えない現象ですが、土星の環を真横から見る状態となり、環が見えなくなる、環の消失という現象が起こります。また、29日(土)には、南東の空で再び、月が近づきます。午前2時半頃〜午前0時半頃西の空に沈みます。
-&color(red){木星};(ー2等)は、夜半の東の低空に見え始め、高度を上げていきます。午後9時半頃〜午後7時半頃、北東の空に昇ります。
-金星(−4等)は、夜明け前の東の超低空に輝き、わずかずつ高度を下げていきます。19日(水)には、日の出直前の東の超低空で月が近づきます。午前4時半頃〜午前6時頃、東の空に昇ります。
-水星(0等)は、日没直後の南西の極超低空にありますが、11日(火)頃には見づらくなります。25日(火)頃からは、日の出直前の東の極超低空に水星が見え始めます。
-火星(2等)は、日の入り直後の夕空の西の極超低空にあって、非常に低い高度で見づらいでしょう。

夕空では、南西の低空に1等星になった土星が輝いています。 2日(日)には、南東の低空で、この土星に月が接近します。また、29日(土)には、南東の空で土星に月が近づきます。25日(火)には、望遠鏡でなくては見えない現象ですが、土星の環を真横から見る状態となり、環が見えなくなる、環の消失という現象が起こります。日没直後の西の極超低空には水星がありますが、非常に低い空で見づらいでしょう。11日(火)には、水星の高度が下がりすぎて、見づらくなります。~
夜半には、東の空に木星が昇ってきて、夜半〜朝方の空に輝きます。11日(火)には、夜半の東の空で月が近づき、近くに輝くポルックスと共に三角形を作ります。~
朝方の空では、金星が東の超低空に輝き、わずかずつ高度を下げていきます。19日(水)には、日の出直前の東の極超低空で月が近づきます。25日(火)頃から、日の出直前の東の極超低空に水星が見え始めます。
~
-11月 2日(日)宵の南の空で月(月齢12.0)が土星に接近
-11月10日(月)夜半の東の空で月(月齢21.0)が木星とポルックスに近づく
-11月11日(火)日没直後の南西の極超低空の水星が見づらくなる
-11月12日(水)木星、留
-11月19日(水)日の出直前の東の極超低空で月(月齢28.0)が金星に近づく
-11月25日(火)頃 日の出直前の東の極超低空に水星が見え始める
-&color(red){11月25日(火)環の消失(環を真横から見る)};
-&color(red){11月25日(火)土星、環の消失(環を真横から見る)};
-11月29日(土)土星、留
-11月29日(土)夕方の南東の空で月(月齢9.2)が土星に近づく

**見やすい星座 [#ceaa2f4b]
~※宵の空(20時ごろの星空)での見え方です。
~ こと座の一等星ベガ、はくちょう座の一等星デネブ、わし座の一等星アルタイルで作る夏の大三角形は、西の空に傾き、秋の四辺形ともいわれるペガススの四辺形が天頂にあり、1等星が一つしかない秋の物悲しい星空が広がっていますが、今年はその真ん中に土星が加わり、花を添えています。北東の空にはぎょしゃ座の1等星、カペラが、東の空にはおうし座の1等星アルデバランが見え始め、冬の星座が顔を覗かせています。

**天文現象と関連行事 [#i9638ed2]
-11月 2日(日)宵の南の空で月(月齢12.0)が土星に接近
-11月 2日(日)十三夜、後の月、豆名月、栗名月 旧暦9月13日の月 ※[[暦Wiki/中秋の名月とは/十三夜 - 国立天文台暦計算室>http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/C3E6BDA9A4CECCBEB7EEA4C8A4CF2FBDBDBBB0CCEB.html]]
-11月 5日(水)22:19 満月、今年最近の満月(地心距離:356978km 視直径:33分28秒) 今年3回あるスーパームーンの2回目
--アメリカの民間伝承による満月の名前(旧メイン州農暦によるブルームーン計算法)
---Beaver Moon, Frosty Moon, Frost Moon, Trading Moon, Hunter's Moon, Snow Moon(ビーバー・ムーン、フロスティー・ムーン、フロスト・ムーン、トレーディング・ムーン、ハンターズ・ムーン、スノー・ムーン)
--現行アメリカ農暦([[Farmers’ Almanac>https://www.farmersalmanac.com]]、[[Old Farmers’ Almanac>https://www.almanac.com]] 現在発行版)による満月の名前
---11月 Full Beaver Moon(別名:Frosty Moon, Frost Moon) ビーバー・ムーン〜ビーバーを獲るために仕掛けをかける頃の月
-11月 6日(木)04:45 [[Rocket Lab>https://rocketlabcorp.com]]が、[[QPS研究所>https://i-qps.net]]の[[高精細小型レーダー衛星>https://i-qps.net/project/#about]] [[QPS-SAR-14「ヤチホコ-I」>https://i-qps.net/news/3230/]]を、[[Electron>https://rocketlabcorp.com/launch/electron/]] ロケット([[エレクトロン・ロケット>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88)]])にて、打ち上げ ※[[QPS-SAR14号機(※)「ヤチホコ-I」米国Rocket Lab社Electronロケットにて11月6日(木)に打上げ予定>https://i-qps.net/news/3230/]]
-11月 6日(木)真夜中( 7日午前0時頃)の南の空高く月(月齢16.0)がプレアデス食を起こす
-11月10日(月)夜半の東の空で月(月齢21.0)が木星とポルックスに近づく
-11月11日(火)〜20日(木)[[GLOBE at Night>http://www.globeatnight.org/]](対象:北半球 ペルセウス座 南半球 つる座)[[日本語サポートページ>https://darksky.jp/gan/]] [[日本語Webアプリ>http://www.globeatnight.org/jp/webapp/]](スマホでも使えます。) [[スマートフォン用アプリ>https://darksky.jp/528/]]
-11月11日(火)日没直後の南西の極超低空の水星が見づらくなる
-11月12日(水)14:48 下弦
-11月12日(水)木星、留
-11月13日(木)未明の南東の空で月(月齢23.0)がレグルスに接近
-11月17日(月)日の出前の南東の低空で月(月齢26.0)がスピカに近づく
-11月18日(火)3時 しし座流星群極大 月齢28.0 条件良 1時間あたり数個 ※[[国際流星機構 2025 Meteor shower calendar (PDF) 17page>https://www.imo.net/files/meteor-shower/cal2025.pdf#17]]
-11月19日(水)日の出直前の東の極超低空で月(月齢28.0)が金星に近づく
-11月20日(木)15:47 新月
-11月25日(火)頃 日の出直前の東の極超低空に水星が見え始める
-&color(red){11月25日(火)環の消失(環を真横から見る)};
-&color(red){11月25日(火)土星、環の消失(環を真横から見る)};
-11月28日(金)15:59 上弦
-11月29日(土)土星、留
-11月29日(土)夕方の南東の空で月(月齢9.2)が土星に近づく
-11月29日(土)十日夜(とおかんや) 旧暦10月10日の月 [[とうかんや 狭山市公式ウェブサイト>https://www.city.sayama.saitama.jp/manabu/dentou/minwa_densyo/minzoku_gyoji/toukanya.html]] (現在も「とおかんや」行事を行っているところは、11月10日(月)に行うところも多い。[[十日夜とは?しきたりや禁忌について解説>https://kinendar.com/calendar/tokanya.html]])

**双眼鏡、小望遠鏡のある人は [#z9c8ad38]
-下弦〜三日月となる、12日(水)〜22日(土)は、星雲星団、天の川の見頃となります。
-秋の銀河は、空も澄み、見どきですので、ぜひ、双眼鏡をむけてください。北にあるおなじみの星の並び、カシオペヤ座は、天の川の中にあるので、ここから双眼鏡をむけていくと良いでしょう。カシオペヤ座から天頂付近を通って夏の大三角形の方へ、天の川が流れていますので、双眼鏡を向けると、細かい星が見えます、ぜひ確認してください。
-天の川はカシオペヤ座から下の方にも流れていて、こちらには、二つの散開星団がすぐ近くで隣り合う[[二重星団(hχ)>双眼鏡、小望遠鏡のある人は/二重星団hχ]]があります。これは双眼鏡で見て、星がごちゃっと集まっているのがわかりますので、双眼鏡でわかりやすい散開星団です。ぜひ、見てみてください。
-天の川をさらに下ると、ペルセウス座に入りますが、[[ペルセウス座の中央部>双眼鏡、小望遠鏡のある人は/Mel20ペルセウス座α星団]]を双眼鏡で見ると、天の川を作る細かい星の中に星座を作る明るい3等星が宝石のように見え、夜空の宝石箱や〜〜と叫びたくなる見え方です。ぜひ見てみてください。
-秋の四辺形(ペガススの四辺形)の一つの星から、3つ、3つとたどって、アンドロメダの膝頭の星の少し離れて隣にある、[[アンドロメダ座銀河M31>双眼鏡、小望遠鏡のある人は/M31アンドロメダ銀河]]は見どきです。ぜひ、挑戦してみてください。
-秋の星座、[[みずがめ座の球状星団M2>双眼鏡、小望遠鏡のある人は/M2みずがめ座球状星団]]も、見どきです。
-秋の星座、ペガスス座の鼻先の[[球状星団M15>双眼鏡、小望遠鏡のある人は/M15ペガスス座球状星団]]も、見どきです。
-や座の矢羽根の斜め上のコートハンガー、[[散開星団Cr(コリンダー)399>双眼鏡、小望遠鏡のある人は/Cr399コートハンガー]]、まだ見えます。ぜひ、確認してみてください。
-[[や座>双眼鏡、小望遠鏡のある人は/や座]]も双眼鏡で確認してみましょう。
~※[[双眼鏡、小望遠鏡のある人は/夏の星雲星団の探し方]]、[[双眼鏡、小望遠鏡のある人は/秋の星雲星団の探し方]]もご覧ください。

~※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径40〜50mmを推奨します。

**出典、参考 [#i98c30c6]
-[[早水勉のサイト−天文現象2025−>http://hal-astro-lab.com/data/event2025.html]] [[HAL星研>http://hal-astro-lab.com]]
-[[Stellarium(ステラリウム)>http://www.stellarium.org/ja/]]によるシミュレーション
-[[こよみの計算 - 国立天文台暦計算室>http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi]]
-[[朔・弦・望 - 国立天文台暦計算室>http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/cande/phenomena_p.cgi]]
-[[Farmers’ Almanac>https://www.farmersalmanac.com]]
-[[Old Farmers’ Almanac>https://www.almanac.com]]
-[[GLOBE at Night>http://www.globeatnight.org/]]
-[[日本語サポートページ>https://darksky.jp/gan/]]
-[[日本語Webアプリ>http://www.globeatnight.org/jp/webapp/]]
-[[スマートフォン用アプリ>https://darksky.jp/528/]]
-[[暦Wiki/中秋の名月とは/十三夜 - 国立天文台暦計算室>http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/C3E6BDA9A4CECCBEB7EEA4C8A4CF2FBDBDBBB0CCEB.html]]
-[[とうかんや 狭山市公式ウェブサイト>https://www.city.sayama.saitama.jp/manabu/dentou/minwa_densyo/minzoku_gyoji/toukanya.html]]
-[[十日夜とは?しきたりや禁忌について解説>https://kinendar.com/calendar/tokanya.html]]
-[[国際流星機構 2025 Meteor shower calendar (PDF) 17page>https://www.imo.net/files/meteor-shower/cal2025.pdf#17]]
-[[Rocket Lab>https://rocketlabcorp.com]]
-[[QPS研究所>https://i-qps.net]]
-[[高精細小型レーダー衛星>https://i-qps.net/project/#about]]
-[[QPS-SAR-14「ヤチホコ-I」>https://i-qps.net/news/3230/]]
-[[Electron>https://rocketlabcorp.com/launch/electron/]]
-[[エレクトロン・ロケット>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88)]]


~
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