2025年8月の夜空†
2025年天文現象、行事メモ
※月齢は21時の値(こよみの計算 - 国立天文台暦計算室にて計算、未明の現象は前日の月齢とする)
今月の一番星は何?†
- 南西の空高く〜西の空のアークトゥルスか、東の空高くベガか
※参考:こよみの計算 - 国立天文台暦計算室(日の出入り・南中時、薄明・薄暮) 計算地点:ふれあいの里天文台
※夜明・日暮の時刻は太陽の中心高度が-7°21′40″となる時刻 参考:こよみ用語解説 太陽や月などの運動 - 国立天文台暦計算室
| 月日(曜日) | 夜明 | 日の出 | 日の入 | 日暮 |
| 8月 1日(金) | 04:09 | 04:43 | 18:46 | 19:21 |
| 9月 1日(月) | 04:36 | 05:08 | 18:09 | 18:40 |
夕空(日暮れの頃)の見時†
西の低空〜超低空には火星が頼りなく輝いていて、高度を下げていきます。26日(火)には、この火星に細い月が近づきます。東の空高くにベガ、デネブ、アルタイルの夏の大三角形が昇り、南の空にはアンタレスが昇っています。
- 8月 4日(月)南の低空で月(月齢10.7)がアンタレスに近づく
- 8月26日(火)日没直後の西の超低空で月(月齢3.2)が火星に接近
- 8月27日(水)日没後の西の低空で月(月齢4.2)がスピカに接近
- 8月31日(日)南の低空で月(月齢8.2)がアンタレスに接近
三日月†
半月(上弦)は、 1日(金)21:41、31日(日)15:25、三日月は、25日(月)、8月25日(火)〜30日(日)は、西空に三日月形の月が見られます。
- 9日(土)16:55 満月
- アメリカの民間伝承による満月の名前(旧メイン州農暦によるブルームーン計算法)
- Corn Moon, Sturgeon Moon, Red Moon, Green Corn Moon, Grain Moon, Fruit Moon, Wyrt Moon, Lightning Moon(コーン・ムーン、スタージェン・ムーン、レッド・ムーン、グリーン・コーン・ムーン、グレイン・ムーン、フルーツ・ムーン、ワート・ムーン、ライトニング・ムーン)
- 現行アメリカ農暦(Farmers’ Almanac、Old Farmers’ Almanac 現在発行版)による満月の名前
- 8月 Full Sturgeon Moon(別名:Full Red Moon, Green Corn Moon, Grain Moon) スタージェン・ムーン〜北米五大湖でチョウザメがよく獲れる頃の月
今月の惑星†
- 火星(2等)は、夕空の西の低空に昇っていて、高度を下げていきます。 26日(火)に月が近づきます。午後9時頃〜午後7時半頃、西の空に沈みます。
- 土星(1等)は、宵すぎの東の超低空に昇り、高度を上げていきます。12日(火)には、夜半の南東の空で月が近づきます。午後9時頃〜午後7時頃、東の空に昇ります。
- 金星(−4等)は、未明の東の低空に輝き、わずかずつ高度を下げて、木星に近づいていき、13日(水)には、未明の東の低空で離角1度以下まで接近して、その後追い抜いて、木星の下になり、離れていきます。21日(木)には、月が近づきます。午前2時頃〜午前2時半頃、北東〜東の空に昇ります。
- 木星(ー2等)は、未明の北東の低空に見え始め、高度を上げて、金星に近づいていき、13日(水)には、未明の東の低空で離角1度以下まで接近して、その後追い抜かれ、金星の上に来て、離れていきます。午前2時半頃〜午前1時頃、北東の空に昇ります。
- 水星(2等〜ー1等)は、10日(日)頃、日の出直前の東の極超低空に目始め、高度を上げ、19日(火)には、西方最大離角となって、日の出直前の高度、16.2度、明るさ、0.0等となり、その後、高度を下げていきます。
夕空では、西の低空〜超低空には火星が頼りなく輝いていて、高度を下げていきます。26日(火)には、この火星に細い月が近づきます。
宵すぎ〜宵の空では、東の低空に土星が昇ってきて、宵すぎの空に輝きます。
未明の空では、金星が東の低空に輝き、わずかずつ高度を下げていきます。 すぐ斜め下には、木星が昇っていて、金星が近づいていき、12日(火)には、離角1度以下に接近して、今度は、木星が金星の上に来て、離れていきます。10日(日)頃からは、東の極超低空に水星が現れ、近づいている金星と木星の下に加わります。水星は、高度を上げ、19日(火)には、西方最大離角となって、日の出直前の高度、16.2度、明るさ、0.0等となり、その後、高度を下げていきます。また、19日(火)には、日の出前の東の空で月が木星の斜め上に来て、月、木星、金星、水星と斜め直線上に並び、20日(水)には、木星、21日(木)には、金星、22日(金)には、水星に月が近づきます。
- 8月12日(火)夜半の南東の空で月(月齢24.7)が土星に接近
- 8月13日(水)未明の東の低空で金星が木星に接近(離角1度以下まで近づく)
- 8月19日(火)日の出前の東の空で月(月齢24.7)が木星の斜め上に来て、月、木星、金星、水星と斜め直線上に並ぶ
- 8月20日(水)日の出前の東の空で月(月齢25.7)が木星に接近、近くに金星があって三角形に並ぶ(下に水星)
- 8月21日(木)日の出前の東の低空で月(月齢26.7)が金星に近づく(近くに木星があり、下の方に水星がある)
- 8月22日(金)日の出直前の東の超低空で月(月齢27.7)が水星に近づく
- 8月26日(火)日没直後の西の超低空で月(月齢3.2)が火星に接近
今月の流星群†
8月12日(火)〜13日(木)に、毎年よく流れる3大流星群のうちの一つ「ペルセウス座流星群」の極大となりますが、今年は、月の条件が12日に月齢18.7と最悪で、月明のせいで一時間あたり数個の流星が見られるにとどまるでしょう。
参考:国際流星機構 2025 Meteor shower calendar (PDF) 10page
夏の流星観望で注意すべきことは
- 虫刺され対策
とにかく、蚊などの虫刺されが、大変です。対策をしないで、観望を始めると、あちこち刺されて大変なことになります。虫除けスプレーや、蚊取り線香などとにかく虫除け対策を十分に行いましょう。
一般的な流星観望の注意点としては
- 楽に空を見上げらえる姿勢
星を見る時に首を上に曲げ続けると首の痛みに繋がりますし、落ち着いて見ることが出来ません、できれば、土から離れた高い位置に、楽に横になれるような場所を確保しましょう。
見やすい星座†
※宵の空(20時ごろの星空)での見え方です。
うしかい座の一等星アークトゥルス、おとめ座の一等星、スピカ、しし座の二等星、デネボラで作る春の大三角形は、西の空に傾き、東の空高く、こと座の一等星ベガ、はくちょう座の一等星デネブ、わし座の一等星アルタイルで作る夏の大三角形が昇っていて、南の空にはさそり座が昇り、星座は夏、真っ盛りです。
天文現象と関連行事†
- 8月 2日(土)00:43:24 SpaceX、JAXA宇宙飛行士油井亀美也さんを含む国際宇宙ステーション長期滞在クルー4名を乗せた、有人宇宙船Crew-11をFalcon9 Block5(ファルコン9ロケット)にて打ち上げ ※Launch Schedule - Spaceflight Now
- 8月 1日(金)月齢7.7 〜 7日(木)月齢13.7 上弦〜満月前 スター・ウィーク
- 8月 1日(金)21:41 上弦
- 8月 4日(月)夕方の南の低空で月(月齢10.7)がアンタレスに近づく
- 8月 7日(木)月遅れの七夕
- 8月 9日(土)16:55 満月
- アメリカの民間伝承による満月の名前(旧メイン州農暦によるブルームーン計算法)
- Corn Moon, Sturgeon Moon, Red Moon, Green Corn Moon, Grain Moon, Fruit Moon, Wyrt Moon, Lightning Moon(コーン・ムーン、スタージェン・ムーン、レッド・ムーン、グリーン・コーン・ムーン、グレイン・ムーン、フルーツ・ムーン、ワート・ムーン、ライトニング・ムーン)
- 現行アメリカ農暦(Farmers’ Almanac、Old Farmers’ Almanac 現在発行版)による満月の名前
- 8月 Full Sturgeon Moon(別名:Full Red Moon, Green Corn Moon, Grain Moon) スタージェン・ムーン〜北米五大湖でチョウザメがよく獲れる頃の月
- 8月11日(月)山の日 ※令和 7年(2025)暦要項 国民の祝日 - 国立天文台暦計算室
- 8月12日(火)夜半の南東の空で月(月齢24.7)が土星に接近
- 8月12日(火)〜13日(木)ペルセウス座流星群見頃 極大:12日22時15分 月齢条件:最悪(月齢:18.7) ※国際流星機構 2025 Meteor shower calendar (PDF) 10page
- 8月13日(水)未明の東の低空で金星が木星に接近(離角1度以下まで近づく)
- 8月15日(金)〜24日(日)GLOBE at Night(対象:北半球 うしかい座、はくちょう座 南半球 いて座)日本語サポートページ 日本語Webアプリ(スマホでも使えます。) スマートフォン用アプリ
- 8月16日(土)14:12 下弦
- 8月16日(土)夜半の東の超低空で月が(23時頃)プレアデス食をしながら昇り、そのまま食が進行、1時ごろに終わる
- 8月19日(火)日の出前の東の空で月(月齢24.7)が木星の斜め上に来て、月、木星、金星、水星と斜め直線上に並ぶ
- 8月20日(水)日の出前の東の空で月(月齢25.7)が木星に接近、近くに金星があって三角形に並ぶ(下に水星)
- 8月21日(木)日の出前の東の低空で月(月齢26.7)が金星に近づく(近くに木星があり、下の方に水星がある)
- 8月22日(金)日の出直前の東の超低空で月(月齢27.7)が水星に近づく
- 8月23日(土)15:07 新月
- 8月26日(火)日没直後の西の超低空で月(月齢3.2)が火星に接近
- 8月27日(水)日没後の西の低空で月(月齢4.2)がスピカに接近
- 8月29日(金)伝統的七夕 ※国立天文台 | 質問3-10)伝統的七夕について教えて
- 8月31日(日)15:25 上弦
- 8月31日(日)夕方の南の低空で月(月齢8.2)がアンタレスに接近
双眼鏡、小望遠鏡のある人は†
- 下弦〜三日月となる、16日(土)〜25日(月)は、星雲星団、天の川の見頃となります。
- 秋の星座、みずがめ座の球状星団M2は、双眼鏡で見ると、微かに淡い小さな埃のような微かな見え方ですが、挑戦してみましょう。
- 秋の星座、ペガスス座の鼻先を延長した先に球状星団M15があります。導入しやすいので、非常に微かですが、見つけやすいと思います。
- さそり座のしっぽの付近から夏の大三角の真ん中を通り、北のカシオペヤ座まで、夏の天の川が流れています。この辺を双眼鏡で流すと、肉眼では何も見えないのに、細かい星がたくさんあるのがわかります。ぜひ眺めてみましょう。夏の天の川の川下りです。特にさそり座に向けて、天の川が濃くなり、星の数が増えていきます。ぜひ、確認してみてください。
- さそり座の散開星団M7とM6はまだまだ見時です。ぜひ、双眼鏡で見てみてください。
- いて座の散開星団と散光星雲の重なったM8、球状星団M22、散光星雲M20と散開星団M21を含む星の集まり、星の集まりの大きな領域M24、小さく星が集まるM25、まだまだ見頃です。ぜひ、双眼鏡で覗いてください。
- や座のコードハンガー、散開星団Cr(コリンダー)399もまだまだ見頃です。
- りょうけん座の球状星団M3は、見納めです。
- ヘルクレス座にある球状星団M13は、まだ、ほとんど真上に見えます。双眼鏡を向けるのは難しいですが、ぜひ、挑戦してみてください。
※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径40〜50mmを推奨します。
出典、参考†
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