2025年7月の夜空†
2025年天文現象、行事メモ
※月齢は21時の値(こよみの計算 - 国立天文台暦計算室にて計算、未明の現象は前日の月齢とする)
今月の一番星は何?†
- 南〜南西の空高くアークトゥルスか、東の空〜空高くベガか
※参考:こよみの計算 - 国立天文台暦計算室(日の出入り・南中時、薄明・薄暮) 計算地点:ふれあいの里天文台
※夜明・日暮の時刻は太陽の中心高度が-7°21′40″となる時刻 参考:こよみ用語解説 太陽や月などの運動 - 国立天文台暦計算室
| 月日(曜日) | 夜明 | 日の出 | 日の入 | 日暮 |
| 7月 1日(火) | 03:45 | 04:22 | 19:03 | 19:39 |
| 8月 1日(金) | 04:09 | 04:43 | 18:46 | 19:21 |
夕空(日暮れの頃)の見時†
西の空〜低空には火星が頼りなく輝いていて、高度を下げていきます。28日(月)には、この火星に月が近づきます。西の超低空には水星が輝き、高度を上げて、 4日(金)には、日没直後の高度、16.5度、明るさ、0.4等となりその後高度を下げ、16日(水)頃には、見辛くなります。火星の近く、西の空にはレグルス、南西の空にはスピカ、南東の空にはアンタレス、空高く天頂付近にアークトゥルス、東の空高くにベガと一等星がパラパラとあります。
- 7月 3日(木)南西の空で月(月齢8.1)がスピカに近づく
- 7月 7日(月)南の空で月(月齢12.1)がアンタレスに接近
- 7月28日(月)西の低空で月(月齢3.7)が火星に近づく
- 7月31日(木)南西の空で月(月齢6.7)がスピカに接近
三日月†
半月(上弦)は、 3日(木)04:30、8月 1日(金)21:41、三日月は、6月27日(金)、7月27日(日)、6月26日(金)〜7月 2日(木)、7月26日(日)〜31日(金)は、西空に三日月形の月が見られます。
- 11日(金)05:37 満月
- アメリカの民間伝承による満月の名前(旧メイン州農暦によるブルームーン計算法)
- Hay Moon, Buck Moon, Thunder Moon, Ripe Corn Moon, Mead Moon, Moon of the Red Cherries, Rose Moon(ヘイ・ムーン、バック・ムーン、サンダー・ムーン、ライプ・コーン・ムーン、ミード・ムーン、ムーン・オブ・レッド・チェリーズ、ローズ・ムーン)
- 現行アメリカ農暦(Farmers’ Almanac、Old Farmers’ Almanac 現在発行版)による満月の名前
- 7月 Full Buck Moon(別名:Full Thunder Moon, Full Hay Moon) バック・ムーン〜鹿の角が成熟してくる頃の月
今月の惑星†
- 火星(1〜2等)は、夕空の西の空に昇っていて、少しずつ高度を下げていきます。 28日(月)に月が近づきます。午後10時頃〜午後7時半頃、西の空に沈みます。
- 土星(1等)は、夜半の東の超低空に昇り、高度を上げていきます。17日(木)には、未明の南東の空で月が近づきます。午後11時半頃〜午後9時頃東の空に昇ります。
- 金星(−4等)は、日の出前の東の低空に輝き、わずかずつ北へ動いていきます。22日(火)には、月が近づきます。午前2時頃、東〜北東の空に昇ります。
- 木星(ー2等)は、 7日(月)頃から、日の出直前の北東の極超低空に見え始め、高度を上げて、金星に近づいていきます。午前4時頃〜午前2時半頃、北東の空に昇ります。
- 水星(0等〜1等)は、日没直後の西の超低空に見えていて、高度を上げていき、7月 4日(金)には東方最大離角となって、日没直後の高度:16.5度、明るさ:0.4等になり、その後、高度を下げ、16日(水)頃には、見辛くなります。
夕空では、西の空〜低空には火星が頼りなく輝いていて、高度を下げていきます。28日(月)には、この火星に月が近づきます。西の超低空には水星が輝き、高度を上げて、 4日(金)には、日没直後の高度、16.5度、明るさ、0.4等となりその後高度を下げ、16日(水)頃には、見辛くなります。
夜半の空には、東の低空に土星が昇ってきて、未明の空に輝きます。
朝方では、金星が、日の出前の東の低空に輝き、わずかずつ北に動いていきます。 7日(月)頃から日の出直前の北東の極超低空に木星が見え始め、高度を上げて、金星に近づいていきます。8月12日(火)には、金星と木星が離角1度以下に接近します。
- 7月17日(木)未明の南東の空で月(月齢21.1)が土星に近づく
- 7月22日(火)日の出前の東の空で月(月齢26.1)が金星に近づく
- 7月23日(水)日の出前の東の低空で月(月齢27.1)が木星に近づく
- 7月28日(月)夕方の西の低空で月(月齢3.7)が火星に近づく
見やすい星座†
※宵の空(20時ごろの星空)での見え方です。
しし座が西に傾き、おとめ座も南西の空にかかります。南西の空高く、うしかい座の一等星アークトゥルス、おとめ座の一等星、スピカ、しし座の二等星、デネボラで作る春の大三角形も南西に傾き、春の星座は傾き始めます。東の空には、こと座の一等星ベガ、はくちょう座の一等星デネブ、わし座の一等星アルタイルで作る夏の大三角形が昇っていて、南の空にはさそり座が昇っていて、S字型の星の並びがわかります。星座は夏になり始めています。
天文現象と関連行事†
- 7月 3日(木)04:30 上弦
- 7月 3日(木)夕方の南西の空で月(月齢8.1)がスピカに近づく
- 7月 4日(金)水星、東方最大離角(日没直後の高度:16.5度 明るさ:0.4等)
- 7月 7日(月)七夕 月齢12.1
- 7月 7日(月)夕方の南の空で月(月齢12.1)がアンタレスに接近
- 7月11日(金)05:37 満月
- アメリカの民間伝承による満月の名前(旧メイン州農暦によるブルームーン計算法)
- Hay Moon, Buck Moon, Thunder Moon, Ripe Corn Moon, Mead Moon, Moon of the Red Cherries, Rose Moon(ヘイ・ムーン、バック・ムーン、サンダー・ムーン、ライプ・コーン・ムーン、ミード・ムーン、ムーン・オブ・レッド・チェリーズ、ローズ・ムーン)
- 現行アメリカ農暦(Farmers’ Almanac、Old Farmers’ Almanac 現在発行版)による満月の名前
- 7月 Full Buck Moon(別名:Full Thunder Moon, Full Hay Moon) バック・ムーン〜鹿の角が成熟してくる頃の月
- 7月14日(月)土星、留
- 7月16日(水)頃 水星が見づらくなる
- 7月16日(水)〜25日(金)GLOBE at Night(対象:北半球 うしかい座、はくちょう座 南半球 いて座、さそり座)日本語サポートページ 日本語Webアプリ(スマホでも使えます。) スマートフォン用アプリ
- 7月17日(木)未明の南東の空で月(月齢21.1)が土星に近づく
- 7月18日(金)09:38 下弦
- 7月19日(土)関東地方梅雨明け平年 気象庁 | 過去の梅雨入りと梅雨明け(関東甲信)
- 7月21日(月)海の日 ※令和 7年(2025)暦要項 国民の祝日 - 国立天文台暦計算室
- 7月22日(火)日の出前の東の空で月(月齢26.1)が金星に近づく
- 7月23日(水)日の出前の東の低空で月(月齢27.1)が木星に近づく
- 7月25日(金)04:11 新月
- 7月28日(月)夕方の西の低空で月(月齢3.7)が火星に近づく
- 7月31日(木)夕方の南西の空で月(月齢6.7)がスピカに接近
双眼鏡、小望遠鏡のある人は†
- 下弦〜三日月となる、7月18日(金)〜 7月27日(日)は、星雲星団、天の川の見頃となります。
- さそり座のしっぽの付近から夏の大三角の真ん中を通り、北のカシオペヤ座まで、夏の天の川が流れています。この辺を双眼鏡で流すと、肉眼では何も見えないのに、細かい星がたくさんあるのがわかります。ぜひ眺めてみましょう。夏の天の川の川下りです。特にさそり座に向けて、天の川が濃くなり、星の数が増えていきます。ぜひ、確認してみてください。
- さそりのしっぽの折れ曲がった毒針の上のほうに散開星団M7とM6があります。双眼鏡で見ると、星がパラパラと集まっています。M6のほうが小さいです。ぜひ、見てみてください。
- いて座にはたくさんの見どころがあります。弓矢付近、南(下)から、散開星団と散光星雲の重なったM8、球状星団M22、散光星雲M20と散開星団M21を含む星の集まり、星の集まりの大きな領域M24、小さく星が集まるM25と、この辺を双眼鏡で振っているといろいろ入ってきます。ただ流すのでも、星がいろいろ入ってきて楽しいですが、星図を見ながら、対象が何かを確認するのも面白いです。ぜひ、空の透明度の高いとき、挑戦してみてください。
- や座の矢羽根の斜め上に視野を移すと、星がハンガー状に並んでいる散開星団があります。日本ではコードハンガーと呼ばれることが多い散開星団Cr(コリンダー)399です。見ていて面白い星団です。ぜひ、確認してみてください。
- ついでに、や座を双眼鏡で見てみましょう。多分、や座全体がギリギリ入るのではないでしょうか。や座の大きさが、大体双眼鏡の視野の大きさです。双眼鏡で見ている大きさが実際の空ではどのくらいの領域か、目星がつきますので、確認してみましょう。
- かみのけ座の散開星団メロッテ(Mel)111は、そろそろ見納めです。
- りょうけん座の球状星団M3は、まだ見頃です。
- ヘルクレス座にある球状星団M13は、ほとんど真上に見えます。双眼鏡を向けるのは難しいですが、ぜひ、挑戦してみてください。
※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径40〜50mmを推奨します。
出典、参考†
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