*7月の星空 [#j2f12b56]
(星図は7月15日午後8時30分頃の様子です)
#ref(Jul.jpg,nolink,7月の星空)
RIGHT:This chart was created with [[&ref(5月の星空/xplns.jpg,nolink,xplns);:http://www.astroarts.co.jp/products/xplns/index-j.html]].

~うっとうしい梅雨の季節ですね.今年は例年になく大雨が多いようです.茨城ではそれほどでもないようですが,西日本を中心に被害も出ていて心配です.なかなかすっきり晴れる夜もなく,毎晩雲の多い夜空を恨めしく眺めています.
~うっとうしい梅雨の季節ですね.梅雨入りしてしばらくは雨が少なかったのですが,6月の終わり頃から雨の日が多くなりました.なかなかすっきり晴れる夜もなく,毎晩雲の多い夜空を恨めしく眺めています.

~その梅雨も今月末までには明けるでしょう.そして楽しみな夏休みもやってきます.気をとりなおして,今月も元気に星を見にでかけましょう!

~&color(green){北斗七星};は西に傾き,頭上には&color(red){勇者ヘルクレス};((もともとこの英雄の名前はギリシャ神話中では“Πρακληζ”で「ヘ&color(red){ラ};クレス」に近い発音のようですが,星座の名前としてはこれのラテン語表記である“Hercules”が用いられ,「ヘ&color(red){ル};クレス」と発音されることが多いようです.))が君臨しています.南の空には&color(red){さそり座};がその大きな姿を見せていて,その心臓&color(blue){アンタレス};が不気味な赤い光を放っています.

~7月の行事と言えば「&color(green){&ruby(たなばた){七夕};};」.主役の&color(blue){おりひめ星};(&color(red){こと座};の&color(blue){ベガ};)は東の空やや北よりに,&color(blue){ひこ星};((一般的には&color(green){七夕};の主役といえば“&color(blue){おりひめ};”と“&color(blue){ひこぼし};”とよばれますが,“おりひめ”とは織り&ruby(ひめ){女};すなわち“&ruby(はた){機};を織る女性”という意味で,それに対して“ひこ”は“彦”すなわち“男性”という意味ですから,こだわる人は“機を織る女性の星”と“男性の星”という意味で“&color(blue){おりひめ星};”と“&color(blue){ひこ星};”と呼びましょう.))(&color(red){わし座};の&color(blue){アルタイル};)は同じく東の空やや南よりに見えています.&color(blue){おりひめ星};の左下には&color(red){はくちょう座};の&color(blue){デネブ};も見えます.そう,「&color(green){夏の大三角};」ですね.
~7月の行事と言えば「&color(green){&ruby(たなばた){七夕};};」.主役の&color(blue){おりひめ星};((一般的には&color(green){七夕};の主役といえば“&color(blue){おりひめ};”と“&color(blue){ひこぼし};”とよばれますが,“おりひめ”とは織り&ruby(ひめ){女};すなわち“&ruby(はた){機};を織る女性”という意味で,それに対して“ひこ”は“彦”すなわち“男性”という意味ですから,こだわる人は“機を織る女性の星”と“男性の星”という意味で“&color(blue){おりひめ星};”と“&color(blue){ひこ星};”と呼びましょう.))(&color(red){こと座};の&color(blue){ベガ};)は東の空やや北よりに,&color(blue){ひこ星};(&color(red){わし座};の&color(blue){アルタイル};)は同じく東の空やや南よりに見えています.&color(blue){おりひめ星};の左下には&color(red){はくちょう座};の&color(blue){デネブ};も見えます.そう,「&color(green){夏の大三角};」ですね.

~&color(green){七夕};のお話では,&color(green){&ruby(しょくじょ){織女};};と&color(green){&ruby(けんぎゅう){牽牛};};は7月7日の夜,雨が降ると&color(green){天の川};の水かさが増して逢うことができなくなってしまうわけですが,そんなとき,どこからともなく「かささぎ」という鳥が現われ,&color(green){天の川};に橋をかけて二人を逢わせてくれるというお話もあります.そこで,この&color(red){はくちょう座};を「&color(green){かささぎ};」に見立てると,丁度二人の仲をとりもってくれているようでちょっと嬉しくなりますよ(もっとも,この&color(red){はくちょう座};,よくよく見ると“&color(green){織女};と&color(green){牽牛};の間に首をつっこんでいる”とか“&color(green){織女};と&color(green){牽牛};の仲にくちばしをはさんでいる”というように見えなくもないんですが...).

~ところで,この“7月7日”という日は日本ではほとんどの地方が“梅雨まっ盛り”です.しかも,統計的にこの日は「雨の特異日」と言って雨の降る割合がとても高い日なのです.

~ではなぜこの日が&color(green){七夕};の日になってしまったのでしょう?

~本来,&color(green){七夕};の行事は旧暦の7月7日だったのです.現在使われている暦と旧暦では1月程ずれていますので,旧暦の7月7日は梅雨が明けてすぐ,天候が安定している頃になるわけです.ですから,旧暦が使われている頃は晴れる割合が高く,&color(green){織女};と&color(green){牽牛};が逢える確率も高かったということになります.でも,見方を変えれば現代では&color(green){織女};と&color(green){牽牛};が逢えるチャンスは旧暦と新暦の2回(実は今年,旧暦では7月の次に「うるう7月」があり(つまり7月が2回あるわけですね),「今年の&color(green){七夕};は3回だ」という人もいます)あるということになり,この二人も喜んでいるかもしれませんね.
~本来,&color(green){七夕};の行事は旧暦の7月7日だったのです.現在使われている暦と旧暦では1月程ずれていますので,旧暦の7月7日は梅雨が明けてすぐ,天候が安定している頃になるわけです.ですから,旧暦が使われている頃は晴れる割合が高く,&color(green){織女};と&color(green){牽牛};が逢える確率も高かったということになります.でも,見方を変えれば現代では&color(green){織女};と&color(green){牽牛};が逢えるチャンスは旧暦と新暦の2回あるということになり,この二人も喜んでいるかもしれませんね.

~今年,旧暦の&color(green){七夕};は7月30日にあたります.さて,今年の&color(green){七夕};はどんな天気になるのでしょうか...
~今年,旧暦の&color(green){七夕};は8月19日にあたります.さて,今年の&color(green){七夕};はどんな天気になるのでしょうか...

RIGHT:Y-Nakagawa

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