*2010年11月の夜空 [#saba9b6b]

**今月の一番星は何? [#d927fc82]
~今月も東天の&color(red){木星(−3等)};です。日没と同時に、夕焼けの反対側、南東の空高く、金色に輝く木星がまぶしいくらいに輝きだします。とにかく今月の夜空の王者でしょう。ちなみに9月まで一番星だった金星は、明け方の東の空で明けの明星として輝き始めます。

**夕空の見時 [#tffc4c54]
~南東の空に輝く木星(−3等星)に、圧倒されます。夕暮れとともに真上に夏の大三角の一等星が見え始めます。16日(火)には、木星に10日の月が近づきます。~

**三日月はいつ? [#bee325d9]
~三日月は&color(red){9日(火)};、半月(上弦)は14日(日)、その間は西空に三日月形の月が見られます。晴れたら見てみてください。~

**今月の惑星 [#z4895f18]
~日没後から、南東の空高く、明るく金色に輝く&color(red){木星};(−3等)が見え始め、午後8時頃には南の空でまばゆく輝きます。引き続き木星の見頃です。~
また、明け方の東の低い空に明けの明星となった&color(red){金星};(−4等)が顔を出し始め、下旬には−5等となって、明け方の南東天で見やすくなってきます。火星、土星は、引き続き、見かけ上、太陽に近く、見づらい状態が続きます。

**見やすい星座 [#ldb67280]
~夏の大三角が西の空に残っています。~
午後8時頃、わかりやすいWの星の並び、カシオペヤ座が北の真上に昇り、明るい星の多い秋の天の川(カシオペヤ座からペルセウス座にかけて)が北の高い空から東にかけて流れます。北東には冬の星座、ぎょしゃ座の明るい金色の一等星、カペラがよく目立ちます。~
秋の星座は、一等星が、みなみのうお座のフォーマルハウトのみで、それも南に低いため、一等星の割には目立たず、全体にきらびやかなものはありませんが、W字のカシオペヤ座や、三ツ矢のマークの星の並びを持つみずがめ座、台形の並びのペガスス座など、玄人好みの渋い星座が目白押しです。また、二重星団とアンドロメダ座銀河、肉眼で見ることができる星雲星団が2つもあります。落ち着いたなりに深いのが、秋の星座です。


**見やすい(かも)天文現象 [#qaac6380]
- 6日(土)新月
-14日(日)上弦
-16日(火)木星(−3等)に月齢10の月が接近
-22日(月)満月
-29日(月)下弦

~ちなみに12月は、
- 1日(水)明け方の東天で土星に月齢25の月が接近
- 3日(金)明け方の東天で金星に月齢27の月が接近
- 4日(土)金星最大光度(−4.87等)
- 6日(月)新月
-13日(月)上弦
-14日(火)&color(red){ふたご座流星群極大};(月没は翌15日0:30頃、月齢8)
-16日(火)木星(−3等)に月齢10の月が接近
-21日(火)満月、&color(red){皆既月食};(月の出に皆既開始)
-24日(金)木星に月齢9の月が接近
-28日(火)下弦
-29日(水)未明の東天で土星に月齢24の月が接近

**双眼鏡、小望遠鏡のある人は [#ffbfc23a]
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-1日(月)頃以降、月が昇るのが遅くなり、6日(金)の新月を挟んで三日月の9日(火)頃まで星雲星団、天の川の見頃となります。
-9日(火)の三日月〜22日(月)の満月がきれいです。
-20時頃には、カシオペヤ座からペルセウス座にかけての秋の天の川が北の空高くから北東の空に流れます。天の川の中でも肉眼で見える星が多く、双眼鏡で見ると、細かい星の流れの中にたくさんの宝石が輝いているように見えます。ぜひ、カシオペヤ座からその下の方のペルセウス座まで、双眼鏡で流して見てみてください。~
カシオペヤ座とペルセウス座の間に、ふたつの散開星団が寄り添う「&color(red){二重星団};」があり、見頃です。双眼鏡で美しい対象ですので、ぜひ探してください。非常に暗い空で、透明度がよければ、肉眼でも見ることができます。~
ペガススの四辺形からたどる、アンドロメダ座のひざ頭には、「&color(red){アンドロメダ座大銀河};(M31)」があります。これも双眼鏡で見ることができます。ただし、よく写真で見るようなはっきりしたものではなく、薄い光のシミのようなかすかなものです。230万光年とも270万光年ともいわれる遠い距離が感じられます。目に入った光の粒はこれだけの時間を経て、地球に達した訳です。
ペガススの四辺形からたどる、アンドロメダ座のひざ頭には、「&color(red){アンドロメダ座銀河};(M31)」があります。これも双眼鏡で見ることができます。ただし、よく写真で見るようなはっきりしたものではなく、薄い光のシミのようなかすかなものです。230万光年とも270万光年ともいわれる遠い距離が感じられます。目に入った光の粒はこれだけの時間を経て、地球に達した訳です。
-日没から木星(−3等)が輝き、引き続き、木星を見るのに絶好の機会です。今年は、普段2本見える太い縞が1本に減っています。木星の気象現象だそうですが、珍しい現象なので、ぜひ、確認してみてください。小口径の望遠鏡でも木星の縞が1本なのか2本なのかはわかるはずです。
-先月に引き続き、双眼鏡で木星の同視野に天王星があります。天王星は6等で、他の星と見分けがつかないかもしれません。ちょっと、青みがかった星なのですが、わかるでしょうか。

~※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径30〜50mmを推奨します。

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**天文宇宙関連行事 [#xc6f96b4]
-10月14日(木)〜11月14日(日)国立天文台「地球に近づくハートレイ彗星を捉えよう」キャンペーン
-11月 1日(月)以降、スペースシャトルディスカバリー(STS-133)打ち上げ
-11月20日(土)第16回ふれあいの里星空観望会
~12月の主な行事
-12月 1日(水)〜15日(水)「あかつき」の金星を見よう!キャンペーン〜「明けの明星」は「昼間の星」〜
-12月 7日(火)金星探査機「あかつき」、金星軌道に投入
-12月22日(水)Seasons Without Borders
-12月22日(水) 8:38 冬至
-12月22日(水)100万人のキャンドルナイト
- 1月20日(木)15:29頃 H-IIBロケットによるHTV2号機打ち上げ

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