会員による画像集
火星〜2010年1月23日†
1月28日に小接近を迎える火星を撮影してみました。モノクロのQHY5とカラーのQHY5vのRegistax処理画像を、LRGB合成してみました。小接近で小さかった上、シンチレーションがよくなかったのですが、ちょうど大シルチスが見える時間帯だったようで、はっきり、写ってくれました。北極冠もよくわかります。(北が下、南が上です。)
撮影データ:
アストロフィジックス17.5cmF9セミアポクロマート屈折にATM拡大チューブで高橋Or9mmにて拡大、以下のCCDカラーおよびモノクロ画像より PhotoshopCS4にてLRGB合成
カラー画像:QHY5vによる2010年1月23日22:58から30msごと60秒撮影の動画像1978枚から、Registaxにてコンポジット、ウエーブレットフィルタ処理
モノクロ画像:QHY5による2010年1月23日23:05から30msごと60秒撮影の動画像1874枚から、Registaxにてコンポジット、ウエーブレットフィルタ処理
ちなみに、カラーの動画像の一部は、以下のような感じです。シンチレーションの悪さとRegistaxの威力がわかります。
-- つるつる亭やかん 2010-01-24 (日) 20:32:07
tag/火星、tag/QHY5
- さすがよく見えますね。部屋の赤道儀に載っていた75mmF6.7(500mm)屈折で直焦撮影したら単なる輝点で絵になりませんでした。ビデオによる拡大撮影してRegistaxで処理するしかないでしょう。 -- k.nishino
- 確かに、口径(17.5cmセミアポ)の威力もありますね。いつもは、2xバローレンズを使うのですが、それでは、拡大率が足りず、今はなき「ATM」の拡大アダプタを使いましたが、Or9mmのどこかに着いているホコリかゴミ(花粉?)が回折像を落としてしまっていて、エアで吹いただけではとれず、ゴミのないところに火星像をおいて撮りました。この点はバローの方が焦点面がないので、楽ですね。ただ、シンチはひどかったので、Registaxの威力がおおいに発揮されました。 -- つるつる亭やかん
- 残りの画像を処理して、まとめてアップしました。会員による画像集/火星100123〜24をご覧下さい。時間が経つにつれて、だんだん、シンチレーションがよくなっていますので、HDDの空きがあったら、もっと粘ればよかったです。天文台の1階に1GBのNASと無線ルータをおいて、上からデータを送って貯められると便利ですね。(あとから処理するのが、すごい手間になるのと、そのデータをどうやって持ち帰るのかが課題ですが。) -- つるつる亭やかん