2021年天文現象、行事メモ
※月齢は21時の値(こよみの計算 - 国立天文台暦計算室にて計算、未明の現象は前日の月齢とする)
(茨城付近では、日没は午後4時半ごろ、日暮れは午後5時ごろとなります。)
※参考:こよみの計算 - 国立天文台暦計算室(日の出入り・南中時、薄明・薄暮) 計算地点:ふれあいの里天文台
※夜明・日暮の時刻は太陽の中心高度が-7°21′40″となる時刻 参考:こよみ用語解説 太陽や月などの運動 - 国立天文台暦計算室
月日(曜日) | 夜明 | 日の出 | 日の入 | 日暮 |
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12月 1日(水) | 05:56 | 06:29 | 16:25 | 16:59 |
1月 1日(土) | 06:14 | 06:48 | 16:36 | 17:10 |
日没直後の南西の低空には金星(−4等)が昇っています。少しずつ高度を下げていき、月末頃には、低くなりすぎて見づらくなります。
南西の空には木星、土星、金星が離れてほぼ等間隔に直線に並んでいます。
6日(月)〜9日(木)には、この並びの下を月が通っていきます。
6日(月)には、この並びに月が加わり、木星、土星、金星、細い月がほぼ等間隔に一直線に並びます。
月は、7日(火)には、金星に、8日(水)には、土星に、9日(木)には、木星に接近します。
22日(水)には、日没直後の南西の極超低空に水星が見え始め、2022年 1月 7日(金)の東方最大離角に向け、高度を上げていきます。
半月(上弦)は、11月11日(木)21:46、三日月は 11月 7日(日)で、11月 6日(土)〜10日(水)は、西空に三日月形の月が見られます。
日没後の南西の低空に金星があり、明るく輝いています。少しずつ高度を下げていきます。
夕方の南東の空には木星、土星、金星がほぼ等間隔に直線に並んで昇っています。
6日(月)〜9日(木)には、この並びの下を月が通っていきます。
6日(月)には、この並びに月が加わり、木星、土星、金星、細い月がほぼ等間隔に一直線に並びます。
月は、7日(火)には、金星に、8日(水)には、土星に、9日(木)には、木星に接近します。
22日(水)には、日没直後の南西の極超低空に水星が見え始め、2022年 1月 7日(金)の東方最大離角に向け、高度を上げていきます。
※宵の空(20時ごろの星空)での見え方です。
こと座の一等星ベガ、はくちょう座の一等星デネブ、わし座の一等星アルタイルを結んでできる夏の大三角形は、西に傾き、東の空には、オリオン座など冬のきらびやかな星座が昇っていて、その間の寂しいところが秋の星座です。夏に南の空で明るく輝いていた木星も南西の空に沈みかけています。南の空高く、2等星と3等星で構成される秋の四辺形(ペガススの四辺形)が昇り、秋の星座の道しるべになっています。秋の四辺形の右側(西側)の辺を下(南)に伸ばしていくと秋の星座でたったひとつの一等星みなみのうお座のフォーマルハウトが見つかります。また、左側(東側)の辺を下に伸ばしていくと、くじら座の二等星デネブ・カイトスが見つかります。北の空高くW字の形に星が並ぶ、カシオペヤ座が昇っていて、冬の星座との間には、ペルセウス座があり、カシオペヤ座の上には、秋の四辺形の東側のひとつの星から伸びるカーブからなるアンドロメダ座があります。
ペルセウス座流星群とともに二大流星群といわれ、毎年必ず流れる、ふたご座流星群、今年は、月が上弦すぎで、闇夜は月没後の2〜3時間しかなく、条件が最良というわけではありません。極大は、ここ20年間では、今年だと13日23時〜14日21時にあたる時間で変動しており、ひょっとすると極大に恵まれるかもしれません。13日夜半、14日未明、月があるうちは、月明かりが目に入らないように避けて、それ以外を探し、月が沈んでから本格的に探すと、多く見ることができるかもしれません。
冬の流星観望は、とにかく寒さとの戦いです。冬の夜は思いの外、冷え込みます。特に体を動かさないため、どんどん体が冷えてしまいます。風が吹くとさらに体感温度が下がります。防寒具はもちろん、防風の生地やカイロなど、必要以上と思われる防寒対策で臨みましょう。
流星を見るコツは、とにかく、たくさんの空が見える空の開けたところで、できれば横になって、なるべく空全体を見るように顔を動かせば、運が良ければ、見つけることができるでしょう。ただし寒いので、体が直接地面や建物に触れないよう敷物やいす、寝台など工夫しましょう。また、立ったまま首を真上に向け続けると、首を痛めることがありますので、十分注意してください。また、月明かりがあるときは月を壁の向こうにするなど、直接月明かりを見ないように工夫しましょう。
※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径40〜50mmを推奨します。
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