2018年10月の夜空

2018年天文現象、行事メモ
※月齢は21時の値(こよみの計算 - 国立天文台暦計算室にて計算、未明の現象は前日の月齢とする)

今月の一番星は何?

南西の超低空に輝く木星(−2等)、または、南東の火星(−1等)

(日没は、茨城付近では、午後6時ごろ〜午後4時半ごろとなります。)

夕空の見時

日没後の南西の空に宵の明星として君臨していた金星は、太陽に近くなりすぎて見づらくなり、10月26日(土)内合となって太陽方向となりますが、来月11月には、今度は日の出前の東の低空に現れて、明けの明星として輝きます。その代わり、南西の超低空の木星(−2等)、または、南東の火星(−1等)が、一番星となるでしょう。夕空に輝く惑星は、南西の低空に木星(−2等)、南の空に土星(0等)、南東の空に火星(−1等)と、火、木、土星の3つとなります。
11日から18日には、この惑星の並びの近くを月が通っていきます。29日には、日没直後の南西の極超低空に現れた水星がこの木星に近づきます。木星も見納めです。

三日月

半月(上弦)は17日(水)03:02、三日月は11日(木)で、21日(木)〜16日(火)は、西空に三日月形の月が見られます。

満月

今月の惑星

 夕空に南西の低空から南東の空にかけて、木星、土星、火星と、三つの曜日の惑星、火、木、土星を見ることができます。これらの惑星は、太陽の通り道「黄道(こうどう)」に、だいたい沿っているので、黄道の通っているところがわかりやすくなっています。

見やすい星座

※宵の空(20時ごろの星空)での見え方です。

 はくちょう座の一等星デネブ、こと座の一等星ベガ、わし座の一等星アルタイルからなる夏の大三角形は天頂から少し西に傾きますが、天の川はなお、雄大に夏の大三角形の中を通って、北東から南西まで、雄大に流れています。南西の空には、今年の空を賑わせた惑星が、土星、火星を残して沈んでしまいます。土星は、いて座、火星は、秋の星座、やぎ座にいます。東の空高く、秋の四辺形、ペガスス座が昇っていて、北東には、カシオペヤ座、南東には、秋の南の一つ星、一等星フォーマルハウトを含む、みなみのうお座が昇っていて、星座は、秋になってきています。

天文現象と関連行事

双眼鏡、小望遠鏡のある人は

出典、参考


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Last-modified: 2018-11-01 (木) 21:50:07