2017年9月の夜空

2017年天文現象、行事メモ

今月の一番星は何?

上旬は、南西の低い空に、金色に輝く木星(−2等)。中旬以降は、木星の高度が非常に低くなり、見つけづらくなるので、西の空で金色に輝く、うしかい座のアークトクルス(0等)か、空の非常に高い真上付近に白く輝く、こと座のベガ(0等)。

(日没は、茨城付近では、午後6時ごろ〜午後5時半ごろとなります。)

夕空の見時

南西の空低く、明るく夕焼けの中に輝いていた木星(−2等)は、どんどん高度を下げ、中旬過ぎには日没直後の高度が15度を切って、高度が低すぎ、非常に見つけづらくなります。代わりに、うしかい座のアークトウルス(0等)が夕空の西の空に金色に輝き、非常に目立つでしょう。真上には白く輝くこと座のベガ(0等)が白く輝き、北東側のはくちょう座のデネブ(1等)、南東側のわし座のアルタイル(1等)と、夏の大三角形の星をつなぐことができます。南には土星(0等)が昇っており、斜め右下にはさそり座のアンタレス(1等)がいます。

22日(金)には、日の入り直後、西空で非常に高度が低くなった木星に細い月齢2.3の月が接近しますが、高度が低すぎて、難しいかもしれません。26日(火)〜27日(水)には、南西の土星とアンタレスの近くを上弦前の月が通って行き、26日(火)には土星とさそり座のアンタレスで三角形を作り、27日(水)には土星に接近します。

  • 9月22日(金)日の入り直後の西の超低空で、月(月齢2.3)が木星に接近
  • 9月26日(火)夕方の南西の空で、月(月齢6.3)が土星とさそり座のアンタレスで三角形を作る
  • 9月27日(水)夕方の南西の空で、月(月齢7.3)が土星に接近

三日月と満月

半月(上弦)は28日(木)、三日月は22日(金)で、22日(金)〜27日(水)は、西空に三日月形の月が見られます。満月は6日(水)(Harvest Moon, Full Corn Moon、または、Full Corn Moon(別名:Barley Moon)コーン・ムーン(ネイティブアメリカンによりトウモロコシの収穫の時期とされる月の意味))です。

今月の惑星

  • 木星(−2等)は、夕方の南西の低い空にあり、どんどん高度を下げ、中旬過ぎには非常に低くなります。 午後7時半頃〜午後6時頃に沈みます。
  • 土星(0等)は、夕方の南の空に昇っていて、午後11時頃〜午後9時頃に沈みます。
  • 金星(−4等)は、午前2時半頃〜午前3時半頃に東の空に昇ってきます。
  • 水星(0等〜−1等)は、9月いっぱい日の出直前の高度が5度以上で、12日(火)の西方最大離角では、17度になります。
  • 火星(2等)は、午前4時頃、東の空に昇ってきます。
  • 夕方の空に眩しかった木星(−2等)は、高度が下がり、月末には非常に高度を下げてしまいます。

見やすい星座

 天頂には、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブの夏の大三角形が昇っていますが、南西の空では、さそり座が沈んでいきます。東の空には秋の四辺形、ペガスス座が昇ってきていて、秋の空に移り変わり始めています。

天文現象と関連行事

  • 9月 1日(金)〜30日(土)ジョン・ドブソン記念天文月間 John Dobson Month  主催:The sidewalk astronomers
  • 9月初旬〜10月上旬 『宇宙の日』ふれあい月間 「宇宙の日」ホームページ
  • 9月 3日(日)10:20 国際宇宙ステーション第51次/第52次長期滞在クルーSoyuz MS-04にて、帰還 NASATVスケジュール:06:30〜アンドッキング中継、09:00〜軌道離脱噴射、着陸中継
  • 9月 6日(水)満月(Harvest Moon, Full Corn Moon、または、Full Corn Moon(別名:Barley Moon)コーン・ムーン(ネイティブアメリカンによりトウモロコシの収穫の時期とされる月の意味))
  • 9月 9日(土)日の入り直後の西の超低空で、木星がおとめ座のスピカに最接近(離角:約3度)
  • 9月11日(月)日の出直前の東の極超低空で、水星がしし座のレグルスに接近(離角:約10度)
  • 9月11日(月)〜13日(水)日本天文学会秋季年会 北海道大学 日本天文学会 年会
  • 9月12日(火)宇宙の日
  • 9月12日(火)〜21日(木)GLOBE at Night(対象:はくちょう座)日本語サポートページ 日本語Webアプリ(スマホでも使えます。)
  • 9月12日(火)夜半の東の空で、月(月齢21.7)がアルデバランに接近(離角:約1.5度)
  • 9月13日(水)06:17 国際宇宙ステーション第53次/第54次長期滞在クルーを乗せたSoyuz MS-06ソユーズFGロケットにて打ち上げ (第53次ミッションポスターpdf)(SFA Posters | NASANASATV スケジュール 05:15〜 打ち上げ中継(12日(火)05:00〜 打ち上げ前記者会見)
  • 9月13日(水)下弦
  • 9月15日(金)19:31 土星探査機カッシーニ土星大気突入(信号地球到達:20:54、信号消失予想時刻:20:55) Cassini: The Grand Finale: End of Mission Timeline (NASATV中継 "Cassini End of Mission" 20:00〜 Publicチャンネル(解説付き)、Mediaチャンネル(クリーンフィード)(Youtubeのライブストリーム:NASA TV Public-EducationNASA TV Media))
  • 9月17日(日)日の出直前の東の超低空で、水星と火星が大接近(離角:約4分)
  • 9月17日(日)Solar Sidewolk Astronomers SUN-DAY Facebook
  • 9月18日(月)敬老の日
  • 9月18日(月)日の出前の東の低空で、月(月齢27.7)が金星に接近(離角:約2度)(金星の下にはしし座のレグルス)
  • 9月20日(水)日の出前の東の低空で、金星が、しし座のレグルス接近(離角:約35分)
  • 9月20日(水)新月
  • 9月20日(水)初月(しょげつ)、初月夜(はつづきよ) 旧暦8月1日の月
  • 9月20日(水)〜24日(日)頃 夕月夜(ゆうづきよ)
  • 9月21日(木)〜24日(日)International meteor conference (IMC) 2017 in the Petnica Science Center in Petnica near Valjevo, Serbia Next IMC | IMO
  • 9月21日(木)二日月 旧暦8月2日の月
  • 9月22日(金)三日月
  • 9月22日(金)三日月、新月 旧暦8月3日の月
  • 9月22日(金)日の入り直後の西の超低空で、月(月齢2.3)が木星に接近
  • 9月23日(土)05:02 秋分
  • 9月23日(土)秋分の日
  • 9月25日(月)〜10月1日(日)Astronomy Week (by Astronomical League)
  • 9月26日(火)夕方の南西の空で、月(月齢6.3)が土星とさそり座のアンタレスで三角形を作る
  • 9月27日(水)夕方の南西の空で、月(月齢7.3)が土星に接近
  • 9月28日(木)上弦
  • 9月30日(土)〜10月1日(日)JAAAの全国大会(年会)JAAA2017in佐賀 日本天文愛好者連絡会 会場:佐賀市星空学習館
  • 9月30日(土)Astronomy day (by Astronomical League)

双眼鏡、小望遠鏡のある人は

  • 今年の土星は、輪が最大に傾いているため、双眼鏡で見ると小さな楕円形に見えるかもしれません。ぜひ、挑戦してみてください。
  • 下弦となる13日頃から三日月となる22日頃まで、星雲星団、天の川の見頃となります。
  • 夏の大三角形の中から、いて座あたりまでの、夏の天の川下りは、引き続き見頃です。秋になって、空が澄んでくる季節ですので、ぜひ挑戦してみてください。天の川の細かい星々まで見えてくるかもしれません。
  • 秋の四辺形のうち一つの星は、アンドロメダ座の頭に当たる星です。そこからアンドロメダ座をたどり、膝小僧に当たる星の近くにアンドロメダ座銀河があります。我々の銀河(天の川銀河)のお隣、250万光年かなたの渦巻き銀河です。空が暗い場所で、透明度が高い時に、双眼鏡で覗くのが最もよく見えると言われています。ぜひ、挑戦してみてください。

※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径40〜50mmを推奨します。


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Last-modified: 2017-09-14 (木) 16:44:57 (11d)