2017年3月の夜空

2017年天文現象、行事メモ

今月の一番星は何?

中旬までは西の空で金色に輝く金星(−4等)、中旬からは、南の空に白く輝くおおいぬ座のシリウス(−1等)。

(日没は、茨城付近では、午後5時半頃〜午後6時頃となります。)

夕空の見時

夕空を賑やかにしていた宵の明星、金星(−4等)は、急速に高度を下げ、中旬には、見づらくなってしまいます。一方、赤く輝く火星(1等)は、4月いっぱいまで、西空に輝いています。1日(水)には、名残の金星と、火星の間に月齢3の月が来て、三角形を作ります。また、2日(木)には、月齢4の月と火星、金星と斜めに直線に並びます。4月1日(土)に東方最大離角となって今年の夕空で最も見やすくなる水星(0等)が、29日(水)、30日(木)と、日没直後の西の超低空で細い月、火星と絡み、29日は水星の斜め左下に月齢1の月がならび、30日には、月齢2の月が火星と水星の間に入り、三角形を作ります。

  • 3月 1日(水)夕方の西の低空で、月(月齢2.9)と金星が横に並ぶ(左に月、上にある火星と三角形を作る)
  • 3月 2日(木)夕方の西の低空で、月(月齢3.9)、火星、金星が斜めに並ぶ
  • 3月 5日(日)夕方の南西の空高く、月(月齢6.9)が、アルデバランに接近
  • 3月29日(水)日の入り直後の西の超低空で、月(月齢1.4)が、水星に接近
  • 3月30日(木)日の入り後の西の低空で、月(月齢2.4)が、火星に接近(月、火星の右下に水星)

三日月と満月

半月(上弦)は5日(日)、三日月は30日(木)で、1日(水)〜4日(土)、30日(火)〜31日(水)は、西空に三日月形の月が見られます。満月は11日(日)(Worm Moon, Crow Moon, Sap Moon, Lenten Moon、または、Full Worm Moon(別名:Full Crow Moon, Full Crust Moon, Full Sap Moon, Lenten Moon)ワーム・ムーン、蠕虫の月)です。

今月の惑星

  • 金星(−4等)は、中旬まで西の空に昇っていて、午後8時前ごろ〜午後6時過ぎごろに西の空に沈みます。中旬過ぎから太陽に近く、見辛くなります。
  • 火星(1等)は、西の空に昇っていて、午後8時ごろに西の空に沈みます。
  • 木星(−2等)は、午後9時ごろ〜午後7時ごろに東の空に昇ってきます。
  • 土星(0等)は、午前2時ごろ〜午前0時ごろ、南東の空に昇ってきます。
  • 水星(−1等)は、下旬、日の入り直後の西の超低空で見え、すぐに沈みます。
  • 夕方の西の空に、まばゆく輝く金星(−4等)、赤い火星(1等)が昇っていますが、金星(−4等)は、高度を急激に下げ、火星からも離れ、中旬には見えづらくなります。

見やすい星座

 華やかな冬の星座は東の空に傾き始め、東の空には、春の星座が昇っています。北斗七星の柄の部分のカーブに沿って延長する春の大曲線の先にうしかい座のアルクトゥルス、おとめ座のスピカをたどれますが、今年は、スピカのすぐ上に眩く金色に輝く木星があり、スピカが少しかすんでしまっています。アルクトゥルス、スピカと、しし座の2等星デネボラを結んで春の大三角形を作り、しし座を探すと、しし座が空高く駆け上がっているのが見つかるでしょう。

天文現象と関連行事

双眼鏡、小望遠鏡のある人は

  • 下弦となる21日頃から三日月となる30日頃まで、星雲星団、天の川の見頃となります。
  • ふたご座のポルックスとしし座のレグルスの間を双眼鏡で流していると、細かい星が綿埃のように集まっているのがわかるかもしれません、プレセペという名のついた散開星団(M44)です。この星団を口から吹いた泡のようにして、暗い星ばかりの、かに座を結んでいきます。(是非、双眼鏡で確認してみてください。)

※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径40〜50mmを推奨します。


トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2017-03-26 (日) 14:00:52 (821d)