2017年12月の夜空

2017年天文現象、行事メモ
※月齢は21時の値(こよみの計算 - 国立天文台暦計算室にて計算、未明の現象は前日の月齢とする)

今月の一番星は何?

北西の空高く、白く輝く、こと座のベガ(0等)か、北東の空に金色に輝くぎょしゃ座のカペラ(0等)か。

(日没は、茨城付近では、午後4時半ごろとなります。)

夕空の見時

こと座のベガ(0等)、はくちょう座のデネブ(1等)、わし座のアルタイル(1等)の夏の大三角形は西寄りに傾き始め、月の初めに南西の超低空に水星(0等)と並んでいた土星(0等)も共に沈んでしまい、5日頃以降は、年の初めから夕空を賑わせていた惑星が見えなくなってしまいます。

30日(土)、31日(日)には、東の空で満月前の月がおうし座のアルデバランに近づきます。

三日月と満月

半月(上弦)は26日(火)18:20、三日月は20日(水)で、20日(水)〜25日(月)は、西空に三日月形の月が見られます。満月は4日(月)00:47(旧アメリカ農暦での名前:Oak Moon, Cold Moon, Long Night's Moon、現アメリカ農暦での名前:Full Cold Moon(別名:Full Long Nights Moon, Moon before Yule)コールド・ムーン(冬の寒さが厳しくなる頃の月))です。また、今年最近の満月(地心距離:357623km 視直径:33分24秒)で、スーパームーンです。

今月の惑星

今月の流星

見やすい星座

 北の空高く、W字形のカシオペヤ座が昇り、真上にはアンドロメダ座があります。 東の空には、ぎょしゃ座の、おうし座、オリオン座、ふたご座といった冬の星座が明るい一等星を引き連れて昇ってきます。

夜明け前の見時

12月も引き続き日の出前の東の低空に木星、火星がそろい、近くにおとめ座の一等星スピカもあって、これらに細い月が近づき、にぎやかです。金星は、高度を下げて、中旬以降、太陽方向となり見づらくなります。

天文現象と天文宇宙関連行事

双眼鏡、小望遠鏡のある人は

※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径40〜50mmを推奨します。


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Last-modified: 2017-12-27 (水) 21:17:42