2014年7月の夜空

今月の一番星は何?

日没は、茨城付近では、午後7時頃となります。

南西の火星(0等)か、ほとんど真上のアークトゥルス(0等)か、北東の空高くベガ(0等)かです。どれが最初に見つかるか探してみましょう。

夕空の見時

日没後、南西の空に火星(0等)、土星(0等)が並んでいます。また、この間におとめ座のスピカ(1等)があり、火星がスピカを追い越して、土星に近づいていきます。

  • 7月 6日(土)〜 7日(日)土星、火星、スピカ、上弦後の月(月齢:9.2)が夕方の南東の空に集合します。さらに左(南)に土星、アンタレス(1等)があり、にぎやかです。

三日月と満月

三日月は前月6月29日(日)、今月7月29日(火)、半月(上弦)は5日(土)、来月8月4日(月)で、29日〜7日、28日(月)〜3日(日)は、西空に三日月形の月が見られます。満月は13日(金)です。

今月の惑星

  • 火星(0等)が、南西の空に昇っていて、赤く輝きます。
  • 土星(1等)が、南東の空に昇っていて、金色に輝きます。
  • 午前3時には、金星(−4等)が昇ってきて東の低空にまばゆく輝きます。
  • 中旬の日の出直前には、水星(1等)が、東の空に昇ってきます。
  • 木星(−2等)は、上、中旬は太陽方向で見えませんが、下旬には、日の出直前の東の超低空に昇ってきます。

見やすい星座

南東の空にはさそり座が昇って、アンタレスが赤く輝き、北西の空にこと座のベガが昇って、まばゆく白く輝きます。北東から東の低空には、はくちょう座のデネブ、わし座のアルタイルが現れ、夏の大三角形が昇ってきます。

天文現象と関連行事

  • 7月 5日(土)上弦
  • 7月 6日(日)宵の南東の空でスピカ、火星に月齢9の月が接近(さらに右に土星、そしてアンタレス)
  • 7月 6日(日)小惑星ベスタと準惑星ケレスが10分まで接近(火星の北)
  • 7月 7日(月)七夕 月齢10
  • 7月 7日(月)七夕ライトダウン(クールアースデイ)
  • 7月 8日(火)宵の南の空で土星に月齢11の月が接近
  • 7月12日(土)満月
  • 7月14日(月)宵の南西の空でスピカに火星が接近
  • 7月15日(火)日の出直前の東の超低空で、金星と水星が接近(13日(日)水星西方最大離角)
  • 7月19日(土)下弦
  • 7月19日(土)〜9月23日(日・祝)SPACE EXPO 宇宙博 2014
  • 7月20日(日)関東地方梅雨明け平年
  • 7月22日(火)未明の東の空で、ヒアデス星団を月齢25の月が通る(日の出直前には、金星、水星が左下に昇ってくる)
  • 7月25日(土)日の出直前の東北東の超低空で金星に月齢28の月が接近(左下に水星)
  • 7月27日(日)新月
  • 7月29日(火)三日月

ちなみに8月は、

  • 8月 1日(金)〜7日(木)スターウィーク
  • 8月 2日(土)〜3日(日)伝統的七夕ライトダウン2014
  • 8月 3日(日)〜5日(月)スピカ、火星、土星、アンタレスの間を上弦前後の月が通り過ぎる。
  • 8月 3日(日)宵の南西の空で火星に月齢8の月が接近
  • 8月 4日(月)上弦。宵の南西の空で土星に月齢9の月が接近、離角1度まで近づく。
  • 8月11日(月)夜〜14日(木)朝 国立天文台ペルセウス座流星群「夏の夜、流れ星を数えよう 2014」キャンペーン
  • 8月11日(月)満月
  • 8月12日(火)〜13日(水)ペルセウス座流星群が極大の頃(月齢:17)
  • 8月17日(日)下弦
  • 8月18日(月)日の出直前の東北東の超低空で土星、木星が離角12分まで超接近(プレセペ星団内)
  • 8月19日(火)未明の東の空で、ヒアデス星団を月齢24の月が通る(日の出直前には、金星、水星が左下に昇ってくる)
  • 8月22日(金)〜24日(日)第30回胎内星まつり
  • 8月24日(日)日の出直前の東の超低空で木星に月齢29の月が接近(左下に金星)
  • 8月25日(月)日の出直前の東の超低空に金星、木星、月齢30の月が集合
  • 8月25日(月)新月
  • 8月25日(月)夕方の南西の空で土星に火星が接近
  • 8月27日(水)三日月
  • 8月31日(日)夕方の南西の空に土星、火星、月齢6の月が集合

双眼鏡、小望遠鏡のある人は

  • 下弦となる7月19日(土)頃から三日月となる7月29日(火)頃に星雲星団の見頃となります。
  • 双眼鏡での腕試し、先月上げたヘラクレス座の球状星団M13は、夏いっぱい見ごろです。他にも見やすい球状星団として、いて座のM22があります。南の高度が低いところにある天体ですが、南の空が開けていたら、ぜひ挑戦してみてください。場所は、南斗六星の柄と柄杓の間のところです。詳しい位置は、慣れた星図で探してみてください。周りに街灯などのない真っ暗な場所で、よく晴れた日があれば、挑戦してみましょう。これらの対象は、口径40mm〜50mm、倍率8倍以下で性能のいい双眼鏡が必要です。
    南の空の低い空、さそり座といて座にまたがる星域には、上記の球状星団のほか、散開星団という、数十〜数千の星の集まりがたくさんあります。M6、M7は、見掛けの大きさが大きいので、双眼鏡でも簡単に見えると思います。南の非常に低い空にあるのが難点ですが。
  • 南の空に昇っている土星の好機です。この機会に小さな望遠鏡で覗いてみてください。ひょっとすると環が見えるかもしれません。

※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径30〜50mmを推奨します。


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Last-modified: 2014-12-27 (土) 13:33:34 (1578d)