2014年4月の夜空

今月の一番星は何?

日没は、茨城付近では、午後6時頃〜午後6時半頃となります。

今月の一番星は、南西の空に昇っている木星(−3等)です。ほとんど真上にいますが、日が暮れるとともに高度を下げていきます。

夕空の見時

日没後、南西の空高く、木星(−3等)が昇っています。
また、南西の空には、おおいぬ座のシリウス(−1等)が明るく、薄暮の終わりとともに冬の星座が見え始めます。木星、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、オリオン座のベテルギウスが作る、今年限定の巨大な「北十字」も姿を現してくるでしょう。

三日月と満月

三日月は2日(水)、半月(上弦)は7日(月)2日〜6日は、西空に三日月形の月が見られます。満月は15日(火)です。

今月の惑星

見やすい星座

今年だけの巨大北十字で話題となった冬の星座は、西の空に傾いていき、春の星座が見ごろとなってきます。 春の星座は、北の高いところにある北斗七星からたどります。北斗七星の「柄」の部分のカーブをそのまま延長した「春の大曲線」をたどるとまず、金色にまぶしく輝くおうし座の一等星アートゥイルスに、さらにつつましやかに輝くおとめ座のスピカにたどり着くはずですが、今年は、スピカのすぐ隣に赤く輝く火星(−1等)があることから、スピカの代わりに火星にたどり着いてしまいます。さらに曲線を延ばしていくとひしゃげた四辺形のからす座が見つかります。

天文現象と関連行事

ちなみに5月は、

双眼鏡、小望遠鏡のある人は

※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径30〜50mmを推奨します。


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Last-modified: 2014-12-27 (土) 13:33:33