2012年2月の夜空

今月の一番星は何

日没は午後5時前となります。

今月の一番星は、日没後夕焼けの西空に明るく輝く宵の明星、金星(−4等)です。これから高度を上げて、どんどん見やすくなってきます。
その左上、空高く金色に輝く木星(−3等)も見えてくるでしょう。
西の金星とその左上の木星の競演となります。来月に向け、この2星の距離がだんだん近づいて行きます。

夕空の見時

2月から3月にかけて、宵の明星、金星(−4等)と、その左上に金星よりはちょっと明るさは劣りますが、他の星よりは全然明るい木星(−3等)が、だんだん近づいていきます。夕空に明るく輝き、どんどん見やすくなっていきます。26日(木)には、この金星と三日月が並び、美しい眺めとなります。西の空が開けているところがあれば、夕空で、ぜひ、探してみてください。
南の空には木星(−3等)が輝いています。

三日月はいつ?

三日月は24日(金)、半月(上弦)は3月1日(木)、24日以降は、西空に三日月形の月が見られます。晴れたら見てみてください。

今月の惑星

夕方、西の空に宵の明星、金星(−4等)が眩しく輝きます。どんどん高度を上げて、見やすくなっていきます。夕方には南西の空高く、木星(−3等)が昇っています。3月に向けてこの金星(−4等)と木星が近づいていきます。3月6日(火)の小接近を控え、火星(−1等)が午後8時頃に東の空に昇ってきます。夜半前には、土星(1等)も東の空に昇ってきます。夜半の東の空にアークトゥルス(0等)と、火星土星で明るい星の三角形をつくります。

見やすい星座

冬の星座が南の空に勢ぞろいします。
長四角の星の並びの真ん中に斜めに三つ星が並ぶオリオン座。左上のオレンジ色の星が一等星ベテルギウス、右下の白い一等星がリゲルです。ベテルギウスの下の方のさらに明るい星がシリウス、おおいぬ座の一等星です。その左上に黄色みを帯びた明るい星、こいぬ座の一等星、プロキオン、これらの星で三角形を作り、冬の大三角形となります。オリオン座に戻って、左上にちょっと暗めの赤い一等星、おうし座のアルデバラン、さらに上の方、北寄りに、黄色い一等星、ぎょしゃ座のカペラがあります。冬の大三角形に戻って、その左上に二つ縦に並んだふたご座の星があり、そのうち、下の方が一等星ポルックスです。(上の星は、二等星のカストル)これら7つの冬の一等星を、アルデバラン、カペラ、ポルックス、プロキオン、シリウス、リゲル、ベテルギウスとつなぐと大きな大文字のGの字になります。これは、グレートGと呼ばれています。

天文現象と関連行事

ちなみに3月は、


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Last-modified: 2014-12-27 (土) 13:33:33