2012年1月の夜空

今月の一番星は何

日没は午後5時前となります。

今月の一番星は、日没後夕焼けの西空に明るく輝く宵の明星、金星(−4等)です。これから高度を上げて、どんどん見やすくなってきます。
または、西の空が曇っているときは、南の空高く金色に輝く木星(−3等)でしょう。
西の金星と南の木星の競演となります。

夕空の見時

宵の明星、金星(−4等)が夕空に明るく輝き、どんどん見やすくなっていきます。26日(木)には、この金星と三日月が並び、美しい眺めとなります。西の空が開けているところがあれば、夕空で、ぜひ、探してみてください。
南の空には木星(−3等)が輝いています。

三日月はいつ?

三日月は26日(木)、半月(上弦)は1日(日)、26日以降は、西空に三日月形の月が見られます。晴れたら見てみてください。

今月の惑星

夕方、西の空に宵の明星、金星(−4等)が眩しく輝きます。どんどん高度を上げて、見やすくなっていきます。夕方から南東の空に木星(−3等)が昇っています。辺りが暗くなってくる頃、南の空にまばゆく輝くのを見てびっくりするかもしれません。3月6日(火)の小接近を控え、火星(−1等)が真夜中に東の空に昇ってきます。夜半過ぎには、土星(1等)も東の空に昇ってきます。未明の南東の空にアークトゥルス(0等)と、火星、土星で明るい星の三角形をつくります。
3日(火)には、宵の南の空で木星(−3等)に上弦後の月齢9.7の月が、また、30日(月)にも、宵の西の空で木星(−3等)に上弦前の月齢7.2の月が接近します。
上記の通り、26日(木)には、夕方の西の空で、この金星と三日月が並びます。

見やすい星座

夕方の真上の空から西にかけて、南の木星(−3等)、西の金星(−4等)が明るくて惑わされますが、このあたりに暗い星ばかりで構成された、秋の星座があります。

午後5時頃には、冬の星座が東の空に顔を出し初め、午後8時頃には、南東の空に勢ぞろいします。
長四角の星の並びの真ん中に斜めに三つ星が並ぶオリオン座。左上のオレンジ色の星が一等星ベテルギウス、右下の白い一等星がリゲルです。ベテルギウスの下の方のさらに明るい星がシリウス、おおいぬ座の一等星です。その左上に黄色みを帯びた明るい星、こいぬ座の一等星、プロキオン、これらの星で三角形を作り、冬の大三角形となります。オリオン座に戻って、左上にちょっと暗めの赤い一等星、おうし座のアルデバラン、さらに上の方、北寄りに、黄色い一等星、ぎょしゃ座のカペラがあります。冬の大三角形に戻って、その左上に二つ縦に並んだふたご座の星があり、そのうち、下の方が一等星ポルックスです。(上の星は、二等星のカストル)これら7つの冬の一等星を、アルデバラン、カペラ、ポルックス、プロキオン、シリウス、リゲル、ベテルギウスとつなぐと大きな大文字のGの字になります。これは、グレートGと呼ばれています。

天文現象と関連行事

  •  1月 1日(日)元日
  •  1月 1日(日)上弦
  •  1月 3日(火)木星に月齢10の月が接近
  •  1月 3日(火)〜4日(水)しぶんぎ座流星群極大(月齢11)
  •  1月 9日(月)成人の日
  •  1月 9日(月)満月
  •  1月14日(土)夕方の南西の空で金星が海王星に接近
  •  1月14日(土)火星に月齢21の月が接近
  •  1月16日(月)下弦
  •  1月16日(月)土星、スピカに下弦の月が接近
  •  1月19日(木)朝、夜が明けてからさそり座δ星が月齢26の月に隠される
  •  1月22日(日)明け方の南東の超低空で水星に月齢29の月が接近
  •  1月25日(日)新月
  •  1月30日(月)宵空で木星に月齢7の月が接近。下の方には金星も
  •  1月31日(火)上弦

ちなみに2月は、

  •  2月 9日(木)満月
  •  2月10日(水)夕方の西の空で、金星と天王星が接近(離角30分以下)
  •  2月10日(水)火星に月齢18の月が接近
  •  2月11日(木)勤労感謝の日
  •  2月12日(日)スピカに月齢20の月が接近
  •  2月13日(月)土星に月齢21の月が接近
  •  2月15日(水)下弦
  •  2月22日(水)新月
  •  2月25日(土)夕方の西の空で金星に月齢4の月が接近
  •  2月26日(日)引続き、夕方の西の空で金星に月齢5の月が接近
  •  2月27日(月)宵の西の空で木星に月齢6の月が接近

双眼鏡、小望遠鏡のある人は

  • 16日(月)の下弦から25日(水)頃まで、星雲星団の見頃となります。
  • 冬の双眼鏡での見どころといえば、すばるオリオン座大星雲です。
    すばるは、肉眼でも、星がごちゃごちゃと集まっているのがわかります。星の集団、散開星団です。プレアデス星団とも呼ばれています。午後7時頃なら南西の空高くに見つかるでしょう。双眼鏡で見ると視野いっぱいに星が広がっているのがわかります。双眼鏡でもっとも美しく見える対象ですので、この機会にぜひ、見てください。
    オリオン座大星雲は、オリオン座の三つ星の下に縦に並ぶ、小三つ星の真ん中の星です。ここを双眼鏡で見ると、ぼーっと淡い雲のようなものが見えるかもしれません。あるいは星がにじんでいるように見えるかもしれません。このかすかに見えるものがオリオン座大星雲です。大星雲というわりには、非常に淡いものです。星が生まれる水素ガスのかたまりが光を放っている場所で、散光星雲といいます。こちらは、口径の大きな望遠鏡で低倍率で見ると、鳥が羽を広げたような形が見えてきます。

※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径30〜50mmを推奨します。


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Last-modified: 2014-12-27 (土) 13:33:33 (1576d)