日没は午後5時前となります。
今月の一番星は、日没後夕焼けの西空に明るく輝く宵の明星、金星(−4等)です。これから高度を上げて、どんどん見やすくなってきます。
または、西の空が曇っているときは、南の空高く金色に輝く木星(−3等)でしょう。
西の金星と南の木星の競演となります。
宵の明星、金星(−4等)が夕空に明るく輝き、どんどん見やすくなっていきます。26日(木)には、この金星と三日月が並び、美しい眺めとなります。西の空が開けているところがあれば、夕空で、ぜひ、探してみてください。
南の空には木星(−3等)が輝いています。
三日月は26日(木)、半月(上弦)は1日(日)、26日以降は、西空に三日月形の月が見られます。晴れたら見てみてください。
夕方、西の空に宵の明星、金星(−4等)が眩しく輝きます。どんどん高度を上げて、見やすくなっていきます。夕方から南東の空に木星(−3等)が昇っています。辺りが暗くなってくる頃、南の空にまばゆく輝くのを見てびっくりするかもしれません。3月6日(火)の小接近を控え、火星(−1等)が真夜中に東の空に昇ってきます。夜半過ぎには、土星(1等)も東の空に昇ってきます。未明の南東の空にアークトゥルス(0等)と、火星、土星で明るい星の三角形をつくります。
3日(火)には、宵の南の空で木星(−3等)に上弦後の月齢9.7の月が、また、30日(月)にも、宵の西の空で木星(−3等)に上弦前の月齢7.2の月が接近します。
上記の通り、26日(木)には、夕方の西の空で、この金星と三日月が並びます。
夕方の真上の空から西にかけて、南の木星(−3等)、西の金星(−4等)が明るくて惑わされますが、このあたりに暗い星ばかりで構成された、秋の星座があります。
午後5時頃には、冬の星座が東の空に顔を出し初め、午後8時頃には、南東の空に勢ぞろいします。
長四角の星の並びの真ん中に斜めに三つ星が並ぶオリオン座。左上のオレンジ色の星が一等星ベテルギウス、右下の白い一等星がリゲルです。ベテルギウスの下の方のさらに明るい星がシリウス、おおいぬ座の一等星です。その左上に黄色みを帯びた明るい星、こいぬ座の一等星、プロキオン、これらの星で三角形を作り、冬の大三角形となります。オリオン座に戻って、左上にちょっと暗めの赤い一等星、おうし座のアルデバラン、さらに上の方、北寄りに、黄色い一等星、ぎょしゃ座のカペラがあります。冬の大三角形に戻って、その左上に二つ縦に並んだふたご座の星があり、そのうち、下の方が一等星ポルックスです。(上の星は、二等星のカストル)これら7つの冬の一等星を、アルデバラン、カペラ、ポルックス、プロキオン、シリウス、リゲル、ベテルギウスとつなぐと大きな大文字のGの字になります。これは、グレートGと呼ばれています。
ちなみに2月は、
※双眼鏡は、倍率6〜10倍で口径30〜50mmを推奨します。